...その他(た)に就(つ)いて私(わたくし)に言(い)いきかせて下(くだ)されたお話(はなし)の要点(ようてん)を申上(もうしあ)げることに致(いた)しましょう...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...ナンダ・デヴィの成功、ナンガ・パルバットの悲劇、日本人がK2に登る計画を立てていること、その他、本当にスリリングなものがあるのに、どういうものか、それには、あまり心を惹かれない...
石川欣一 「可愛い山」
...殊に米国の辻便所その他に...
石川欣一 「山を思う」
...加州及びマサチュセッツのインスチチュート・オブ・テクノロジーその他で...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...おまえは彼らに天上のパンを約束したが、何度もくり返すようだが、はたしてあの無力で、永久に不徳な、永久にげすばった人間の眼から見て、天上のパンが地上のパンと比べものになるだろうか? よし幾千万の人間が、天上のパンが欲しさに、おまえの後からついて行くにしても、天上のパンのために地上のパンを捨てることのできない幾百、幾千万の人間は、いったいどうなるというのだ? それともおまえに大切なのは、立派な、力強い幾万かの人間だけで、その他の弱い、けれどもおまえを愛している幾百万の人間、いや、浜の真砂(まさご)のように数えきれない人間は、すぐれた力強い人間の材料とならなければならぬというのか? いや、われわれには弱い人間も大切なのだ、彼らは不徳漢で反逆者ではあっても、最後にはかえってこういう人間が従順になるのだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...――ここはどこであるか? パリーとは大きな町であるか? テナルディエの上さんのいる所から遠いのか? もどってゆかないでもよいのか? その他いろいろなことを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...宣長翁のはじめて言われた清濁の書き分けについて『古事記』のみならず『万葉集』『日本紀(にほんぎ)』その他古代の文献について調べた結果...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...以上の諸目的(その他にもあげ得るであらう)のうちで...
平林初之輔 「文学の本質について(一)」
...「廊下と室房」(昭和十一年)「阿帶」(昭和十五年)その他には...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...もうその他には何もないのか? とおもふと...
牧野信一 「フアウスト」
...雑誌その他に執筆させないようにといわれたのであった...
宮本百合子 「ある回想から」
...ポスターやらその他の趣味でまざまざと語られて居りました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その他いろいろな奇跡を伝えているが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その他の多くの土地では頭(かしら)に立つ女は...
柳田国男 「こども風土記」
...その他の催しに於ける演能の諾否を決定し...
夢野久作 「能とは何か」
...日常の教育、健康その他、わが子以上な愛育へ、より大きな責任感をも抱いて守り育てて来たものであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...どこへ参るのか』『はい』『近所の酒屋その他へ...
吉川英治 「山浦清麿」
...その生産の困難が課税またはその他の手段によって増加された後に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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