...「雪舟」の作品は美術館で見られます...
...今日は雪舟風の山水画を描いてみようかな...
...雪舟の作品に興味がある人は、博物館を訪れるのがおすすめです...
...後期南北朝時代の僧侶、雪舟の書いた『狩野論』は美術史上重要な書籍の一つです...
...雪舟は祖谷渓の大自然からインスピレーションを得たといわれています...
...雪舟(せっしゅう)とか光琳(こうりん)とか文晁(ぶんちょう)とか容斎(ようさい)とかいう昔しの巨匠の作に泥(なず)んだ眼で杓子定規に鑑賞するから...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...富豪(かねもち)が雪舟を見せ度がる格で...
薄田泣菫 「茶話」
...三月上巳の節句に到れども積雪消えず農家にて雪舟用ゐたり...
太宰治 「津軽」
...父親は田舎の紳士によく見るような書画道楽、雪舟、応挙、容斎の絵画、山陽、竹田(ちくでん)、海屋(かいおく)、茶山(さざん)の書を愛し、その名幅を無数に蔵していた...
田山花袋 「蒲団」
...あの骨ばかりの肉を付けない作風はたしかに雪舟の山水そのまゝである...
田山録弥 「文壇一夕話」
...どうもだいぶ気が軽くなり行儀がくずれてはれた足を縁へ投げ出したり物ごとにだだくさになったり隣家とけんかをしたり雪舟(せっしゅう)の自慢をしたりあばたの小僧をいやがらせたり...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...雪舟の山水はまことに力強く...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...日本橋本銀(ほんぎん)町の阿波屋藤兵衞は雪舟の秋景山水の六曲一双(さう)の屏風(びやうぶ)がやられてゐる」「屏風? そんなものをどうして持出したんです」「お前が泥棒ならどうする...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...氣にも留めなかつたさうで――」「若い男?」雪舟の一軸を菰に包んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...高士觀瀑(かうしくわんばく)(元信)秋景山水 (雪舟)唐子嬉遊(からこきいう)(王若水(わうじやくすゐ))救世觀音(ぐせくわんのん)(巨勢金岡(こせかなをか))孔雀(くじやく)(徽宗(きそう)皇帝)とあるではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わけても王若水の唐子、元信の觀瀑、徽宗皇帝の孔雀、金岡の觀音、雪舟の山水は、眞物(ほんもの)と紛(まが)ふばかりの素晴らしいできで、道八の手から諸方に賣り渡され、あらゆる鑑定者の眼まで昏(くら)まして、今日では日本の寳のやうに持て囃(はや)されてをるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私自身の雪舟であつて他のいかなる人々の見た雪舟とも差別される...
萩原朔太郎 「装幀の意義」
...これほどの大作雪舟ならばこそ為し得たれ到底凡人の及ぶ所に非ずといへり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...一つは最も有名な雪舟(せっしゅう)の庭...
柳宗悦 「雲石紀行」
...すでに、僞印譜とあるから、どれも一見して、僞印とわかる程度のものだが、古い所は、周文、雪舟、啓書記、秋月、雪村、また古法眼だの、山樂や永徳、文人畫の大雅、玉堂、木米、竹田、蕪村、崋山、四條派の應擧、呉春から明治の雅邦、芳崖にいたるまで、大家といふ大家の印で、ないものはない...
吉川英治 「折々の記」
...如雪(じょせつ)も周文(しゅうぶん)も雪舟(せっしゅう)も...
吉川英治 「新書太閤記」
...雪舟も、周文も、赤脚子も啓書記も、玉(ぎょくえん)も、みな画師ではなく、禅僧だった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それから邦人の如雪、芸阿弥(げいあみ)、相阿弥(そうあみ)、可翁(かおう)、黙庵、雪舟、雪村、あたりの東山時代の茶の湯以後の諸作を思いうかべてみると、そのどこかに、武蔵の画との共通がある...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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