...男女の雪帽子(ばうし)雪下駄(げた)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...もうほとんど正気を失ったはずのツルの頭は大きな雪帽子をかぶったまま反射的に強く横に振るばかりです...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...雪帽子をかぶった男が二人はいって来た...
水野葉舟 「帰途」
...茅(かや)で編んだ雪帽子を背中へはね...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...雪帽子や蓑(みの)をぬいで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...二人は戸口で雪帽子や蓑をぬぎ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...蓑や雪帽子を着けて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...隼人は蓑や雪帽子を着けながら「私は一人で戻れます」と云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「しかし紛れはない」甲斐はそう呟いて、雪帽子をかぶり、藪の蔭から、そっと伸びあがって、「くびじろ」の通路に当る、山つきの低地を見やった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...雪帽子をすべって粉雪が降りかかった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...雪帽子をすべって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...若者は雪帽子をぬいだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...久兵衛は雪帽子を持って立ち...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...与五兵衛は雪帽子をぬぎ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...江戸屋敷の者にでも糺(ただ)さなくては分るまい」伊兵衛は雪帽子をあげて道の向うを見た...
山本周五郎 「夜明けの辻」
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