...大学擁護の運動を起さなければならんというのでその時には、三宅雪嶺先生、福田徳三先生、大山郁夫先生の三人を中心として、神田の基督教青年会館で大学擁護の一大講演会を開いた...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...今でも忘れないが、この日は三人とも大雄弁で、殊に三宅雪嶺が、あの訥々の弁で、大いに学問の独立を擁護しなければならぬ、あくまで研究の自由を守らなければならぬと叫ばれたことはいまも印象に残っている...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...福田博士は三宅雪嶺博士などと一緒に...
薄田泣菫 「茶話」
...」吶弁(とつべん)な雪嶺博士は一語々々捻(ひね)り出すやうに言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...三宅雪嶺氏の娘婿で...
薄田泣菫 「茶話」
...ヒュペーレーアの源泉とアステリオン又チタノスの雪嶺近く住める者...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...夕にアルプスの雪嶺を超え...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...かの往きにアルプスの雪嶺を攀(よ)じたるは今トスカナの沃野に達せんがためなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...この十勝の連峯から日高(ひだか)山脈にかけた雪嶺(せつれい)の中を一人で歩き廻(まわ)って来たというのである...
中谷宇吉郎 「雪の十勝」
...三宅雪嶺(みやけせつれい)さんの悪口を書いた事がありました...
夏目漱石 「私の個人主義」
...雪嶺さんの子分――子分というと何だか博奕打(ばくちうち)のようでおかしいが...
夏目漱石 「私の個人主義」
...一度に雪嶺さんに対する評語が気に入らないと云って怒ったのを...
夏目漱石 「私の個人主義」
...新坂町の三宅雪嶺(せつれい)邸へは...
野村胡堂 「胡堂百話」
...私が雪嶺先生のいうことを守って...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「田辺龍子(たなべたつこ)(三宅(みやけ)龍子・雪嶺(せつれい)氏夫人)さんも十七位だったかな...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...三宅雪嶺などについて聞かされたものである...
三木清 「読書遍歴」
...三宅雪嶺という哲学者が博士号をもらってうけた...
宮本百合子 「行為の価値」
...陸羯南や三宅雪嶺らの世間への直言が...
柳田国男 「故郷七十年」
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