...仕事の進捗が難渋している...
...交渉が難渋する場合は、仲裁者を入れる...
...多くのドライバーが繁忙期の渋滞に難渋している...
...外国語の発音が難渋する場合は、練習が必要だ...
...難渋する問題に取り組むために、新しいアプローチを考える...
...それから今一つの難渋は洗湯(ゆ)の高い事で...
薄田泣菫 「茶話」
...何処の画家(ゑかき)でも墨汁(すみ)の使ひ残しに難渋するもので...
薄田泣菫 「茶話」
...それについて難渋なのは...
薄田泣菫 「茶話」
...いまだに御粥(おかゆ)と玉子にて御凌ぎは定めて御難渋の事と御察し申上候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...たいへん難渋の文章で...
太宰治 「音について」
...難渋だけは金を出さないでもやって来る...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...はたして「難渋な」まわりくどい文章でないだろうか...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...何故なら、名文とは、難渋な表現、難解な形容詞を使った文章をのみ指すのでは絶対に無いからである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...その難渋の道中を連れ立って行く人たちが...
中里介山 「大菩薩峠」
...イロイロ難渋ヲ云イオッテ...
中里介山 「大菩薩峠」
...非常に難渋(なんじゅう)な文章を書く男である...
夏目漱石 「思い出す事など」
...随分難渋な文句だから一つ分離して見よう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...私宅の門前に於(おい)て難渋者共に戴かせます積りですと云(い)うような乱暴な激論で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...難渋な財政を救うべく...
南方熊楠 「十二支考」
...按ずるに願書に謂ふところの難渋は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...只(ただ)蚊のうるさいのに難渋する...
森鴎外 「金貨」
...わざと難渋にしてあるのだらうと云ふのである...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...未だ分りにくい難渋なことかも知れませんが...
柳宗悦 「日本民藝館について」
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