...離れられない因縁(いんねん)を背負つて...
芥川龍之介 「枯野抄」
...ミチミがどうしても有坂――長髪の青年のこと――から離れられないわけは...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...私と研成という名には離れられない因縁があるらしい...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...もつとも梅雨と黴とは離れられないが...
種田山頭火 「行乞記」
...後家さんの油っこいのに離れられないのだともいうし...
中里介山 「大菩薩峠」
...離れられない人だから世話はないさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただなんとなく師父から離れられないのだと思っている...
中島敦 「悟浄歎異」
...情愛の糸で離れられないように...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...美学者と希臘とはとうてい離れられないやね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...自分の病氣から離れられない病人の絶望した氣持を經驗した...
堀辰雄 「不器用な天使」
...それから私達は誰が何と云おうとも離れられないほど親しい友達になったのである...
宮本百合子 「M子」
...普通の友達以上に親しく離れられない者同志の様にして居ると云う事はよく学者仲間の問題になる病的な心理状態にあるのでは有るまいかと云う危惧が押えられず湧いて居たと云う事は折々其れとなく与えられる注意で子も覚って居たけれ共...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...しかも離れられない情愛を感じている妻君の...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この人すら情けない愛欲から離れられないのは男性の悲哀である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...やはりその気持から離れられないのだ...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...憎いんだけれど離れられない...
山本周五郎 「寒橋」
...その武蔵から離れられないで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...うかと離れられない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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