...ほんとの岸からは六ロッドばかり出たところで寄せ鍋(チャウダー)を煮たてる手つだいをしたことがあるが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...舌代(ぜつだい)お吸物 一志(シリング)刺身 十一片(ペンス)酢の物 十一片天ぷら 一志五片そば いろいろ 十一片より一志六片までうどん いろいろ 同ざるそば 十片蒲鉾(かまぼこ)十一片大根おろし 六片味噌汁 九片うに しおから 四片御飯 九片御漬物 三片その他いろいろとあるとおりに、ぬた、したし物、湯豆腐、冷(ひや)豆腐、でんがく、にゅうめん、冷(ひやし)そうめん、茶碗蒸し、小田巻むし、鰻(うなぎ)蒲焼、海老鬼殻(おにがら)焼、天丼、親子丼、海苔佃煮(のりのつくだに)、寄せ鍋、鯛ちり、牛鍋、かきどふ鍋、鳥鍋、鴨鍋、御寿司、御弁当――およそ普通の日本料理のすべてを網羅していて、余白に曰(いわ)く...
谷譲次 「踊る地平線」
...寄せ鍋はぽつぽと湯気を立てる...
種田山頭火 「松山日記」
...果てはもう肉の寄せ鍋を一人前きれいに平らげられるまでになった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...二三の料理や寄せ鍋の道具を運んできた...
豊島与志雄 「反抗」
...卓の上には寄せ鍋が煮立っているが...
豊島与志雄 「慾」
...何か寄せ鍋でもつゝきたいと云う...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...女主(あるじ)が手づから寄せ鍋茶碗むし位はなるも道理(ことわり)...
樋口一葉 「にごりえ」
...女主(あるじ)が手づから寄せ鍋(なべ)茶椀(ちやわん)むし位はなるも道理(ことわり)...
樋口一葉 「にごりえ」
...寄せ鍋をつつきながら...
古川緑波 「色町洋食」
...いろいろな名前の考察をしながらいろいろな事柄の寄せ鍋をしてみようと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一つ寄せ鍋を囲みながら...
吉川英治 「随筆 新平家」
...寄せ鍋、煮えている間がない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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