例文・使い方一覧でみる「離れした」の意味
スポンサーリンク...）七 小林城三椿岳は晩年には世間離れした奇人で名を売ったが... 
内田魯庵 「淡島椿岳」
...深山はそこで人間離れしたような生活を続けていたが...
徳田秋声 「黴」
...扶持離れした以上浪人だ...
直木三十五 「南国太平記」
...世離れした人を援けるは...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...……手近で浮世離れしたなんてのはあそこ以外にはありませんな...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...水離れした鮒（ふな）のように...
久生十蘭 「魔都」
...我々は古人の中にさういふ人間離れした決斷のいくつかの實例といくつかの讚美とを見出す...
堀辰雄 「色褪せた書簡箋に」
...人のあまり知らないような山奥から不思議に日本離れした風景を捜し出してくるようだが...
堀辰雄 「晩夏」
...どこか普通の人間離れしたところをあらわしていた...
室生犀星 「天狗」
...神様離れした物凄いインチキ競争の世界にまで進化して来ているようである...
夢野久作 「恐ろしい東京」
...まあだ乳離れしたバッカリの私の口へ...
夢野久作 「近世快人伝」
...あの先生は人間離れした方なんだから...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...世間離れした反逆の快（こころよ）いときめきなども手伝うものか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「CoronaMundi（コロナ・ムンディ）……世界の屋根……」この目くるめく驚くべき壮観を見下ろす我々の口をついてありとあらゆる現実離れしたフレーズが飛び出した...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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