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饗庭篁村 「木曾道中記」
...決して離るるの意はないのである...
大隈重信 「平和事業の将来」
...白鷺の青田離るゝ夕哉桃葉停車場に近づけば...
大町桂月 「飛鳥山遠足」
...離るれば倒れる(United we stand, divided we fall)という理由に基づいたものばかりであるというてよろしい...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...社会と自己との関係が離るべからざるものであるといふそのことではない...
田山録弥 「社会と自己」
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内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...東の空白みかゝり塒(ねぐら)を離るゝ鴉(からす)の声も聞え候ほどに...
永井荷風 「榎物語」
...離るべからざる関係があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...確かに生死を離るべき道を求むるが為に学問した...
中里介山 「法然行伝」
...長野の地と相離ること遠からず...
長塚節 「草津行」
...怖気(おじけ)は自己の心を離るるより起こる...
新渡戸稲造 「自警録」
...ここはT町を離るること一里半...
水野葉舟 「帰途」
...卿は今姐子と離るべからず...
宮崎湖処子 「空屋」
...浅香山浅くも人を思はぬになど山の井のかけ離るらんこの歌が書いてある...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夜もしら/″\と明け離るれば...
夢野久作 「白くれない」
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横瀬夜雨 「花守」
...寸刻も役所を離るるなと申しておいたに」「はっ...
吉川英治 「大岡越前」
...寸時も天子のお側を離るることなからん...
吉川英治 「三国志」
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