...産室を離るるに当たりて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...一歩もその地を離るるがごとき不謹慎を犯すなかれと...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...わずかに病床を離るゝと直ぐ例の灌水(かんすい)をはじめ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その他の高尚なる目的とこの卑近なる生活の職業はつねに離るべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...町から少し離るれば...
豊島与志雄 「秦の出発」
...足は地上を離るること能(あた)わざるそのあこがれ...
中里介山 「大菩薩峠」
...枕を離るる頭(かしら)の...
夏目漱石 「薤露行」
...離るるとも、誓(ちかい)さえ渝(かわ)らずば、千里を繋ぐ牽(ひ)き綱(つな)もあろう...
夏目漱石 「薤露行」
...これより第二基に到(いた)らんとするには投者(ピッチャー)が球を取て本基(の打者(ストライカー))に向って投ずるその瞬間(しゅんかん)を待ち合せ球手を離るると見る時走り出すなり...
正岡子規 「ベースボール」
...技術は却つて我々に單に主觀的な目的を離るべきことを教へるのである...
三木清 「論理と直觀」
...アビシニアの馬途中で騎手と離るると必ず昨夜駐(とま)った処へ還るとベーカーの『ゼ・ナイル・トリビュタリース・オヴ・アビシニア』に見えるが...
南方熊楠 「十二支考」
...夜もしら/″\と明け離るれば...
夢野久作 「白くれない」
......
横瀬夜雨 「花守」
...職に離るる親多し...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...つれなくも円葉柳(まろはやなぎ)を離るれば...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...虚戦(そらいくさ)本領離るる訴訟人文書(もんじよ)(訴願の)入れたる細葛(ほそつづら)追従(つゐしよう)...
吉川英治 「私本太平記」
...彼奴が夜のうちに清洲を離るるがごとき場合あれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...着ず脱がず母飢(う)えに中(あた)る時も哺(ふく)めるを吐きて子に啗(くら)わしめ母にあらざれば養われずその闌車(らんしゃ)を離るるに及べば十指の爪の中に子の不浄を食らう……計るに人々母の乳をのむこと一日八十斛(こく)父母(ちちはは)の恩重きこと天の極(きわ)まり無きがごとし「…………」「どうしたんだい...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
