...幹は幹で三つばかりに挽(ひ)き離されたままになつてゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その後引離されたままの状態になっていた...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...隠居の手から取離されたまま...
徳田秋声 「あらくれ」
...かうした小さな世界に隔離されたまま生涯を埋めて行く自分が思はれて...
北條民雄 「烙印をおされて」
...まるで蜻蛉か蝗でも引千切ったかのように腰の番(つが)いからフッツリと切離されたまま...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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