...当時案内の雛僧(すうそう)を通じて補修して大切に保存すべき由を住職に伝えたが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...雛僧(すうそう)あり...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...可愛い雛僧が入つて來た...
田山花袋 「道綱の母」
...やがて汽船の傍に漕ぎ寄せて老僧は雛僧(こぞう)さんに扶けられて船に乘り移り...
近松秋江 「湖光島影」
...雛僧さんが手荷物を老僧に渡して歸つてゆくと...
近松秋江 「湖光島影」
...雛僧(すうそう)が一人出て来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...あたかも雛僧(ひなそう)のうちでふたり組みと言われる者のような間柄だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...――――――――――小夜ふけて春日の野邊になくしかは月夜さやけみつまこふらしもいにしへの人も見きてふ春日なる三笠の山の月を見るかな――――――――――南都古佛北都臺、歴訪名山雙摧、到處雛僧能記面、笑言斯客幾回來、――――――――――詩仙堂天子呼來不渉川、東山堅臥號詩仙、依然遺愛留書劍、小有洞中長有天、...
内藤湖南 「寧樂」
...学寮に篤学な雛僧(すうそう)があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...この廊下を戻る篤学の雛僧(すうそう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...同学の間に誉れ高き篤学の雛僧であったので...
中里介山 「大菩薩峠」
...この廊下には雛僧のこぼした油の痕(あと)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...突き役の雛僧(ひなそう)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五人の雛僧たちと語り...
吉川英治 「随筆 新平家」
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