...インターネット上で雑録を公開する人が増えている...
...雑録として、日々の思い出を記録するのも良い...
...雑録帳にはさまざまなメモが書かれていた...
...この本には著者の雑録が記されている...
...雑録を読むと、作者の日常や思考が垣間見える...
...こんな甘い雑録に...
大杉栄 「続獄中記」
...本号の雑録があまり淋しいから...
種田山頭火 「鎖ペンを握って」
...……雑録◎閑中忙(年末年始の記)十二月十八日曇――雨...
種田山頭火 「其中日記」
...また庭雑録(いんていざつろく)にある絵や記載を見ても明らかである...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...ごく小さく雑録風に載せられているに過ぎなかった...
戸坂潤 「読書法」
...大正十一年九月当時執筆の短篇小説数篇及雑録の類と併(あわ)せてこれを一巻となし春陽堂(しゅんようどう)より刊行したり...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...松の内と題する雑録を草して三田文学に寄す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...我読む部分は雑録...
正岡子規 「墨汁一滴」
...五ページを見て三ページを見て四ページを見て復(また)一ページに返り論説雑録文苑などこまかく見る...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...『蒹葭堂雑録』の二足蛇のほか本邦にかかる蜥蜴あるを聞かぬが...
南方熊楠 「十二支考」
...喜多村信節(きたむらのぶよ)の『庭(いんてい)雑録』にも見える...
南方熊楠 「十二支考」
...抽斎随筆、雑録、日記、備忘録の諸冊中には、今已(すで)に佚亡(いつぼう)したものもある...
森鴎外 「渋江抽斎」
...また允成の著(あらわ)す所の『定所(ていしょ)雑録』等約三十冊があった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『伝聞(でんぶん)雑録』...
森鴎外 「渋江抽斎」
...雑録様のものに交ぜて出して貰ひたいと云つた...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...「このわたしの雑録は要するにわたしの一生のエッセーを記録したものに他ならぬ」(三の十三)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この一回も雑録随想ですましてしまったりしたが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...雑然たる随筆雑録のよせあつめで...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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