...船涼し左右(そう)に迎ふる対馬(つしま)壱岐(いき)六月十日 雑詠選了...
高浜虚子 「五百五十句」
...明治四十五年七月一日発行の第十五巻第十号より大正四年三月発行の第十八巻第六号に至るホトトギス掲載の「雑詠」を指すのである...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...第一期の雑詠即ち明治四十一年十月以降一年足ずの間の雑詠は期間も短く且つ句数も極めて少なかつた...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...けれども当時私は此の雑詠の選によつて我等の進んで行く新らしい道を徐ろに開拓して行かうと考へたのであつた...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...同時に曾て一度志して果たさなかつた雑詠を再興して...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...私が明治四十五年七月一日発行の第十五巻第十号紙((ママ))上に初めて第二期の雑詠を発表して次の如きことを言つたことは読者の記憶に新たなるところであらう...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...私は益雑詠の選に意を留めた...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...「ホトトギスに雑詠の選をするのは虚子趣味を推し進めようとするのでは無い...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...いつもつながれて犬は吠えるばかりでこんなところに筍がこんなに大きく・おててをふつておいでもできますさつきばれ・雑草につつまれて弱い心臓で病臥雑詠寝床から柿の若葉のかゞやく空を柿若葉...
種田山頭火 「其中日記」
...病臥雑詠蛙とほく暗い風が吹きだした病めば寝ざめがちなる蛙の合唱五月の空をまうへに感じつつ寝床死にそこなつたが雑草の真実風は五月の寝床をふきぬける五月三日五月の空は野は何ともいへない...
種田山頭火 「其中日記」
...」寺門静軒が『江頭百詠』を刻した翌年(嘉永三年)遠山雲如(とおやまうんじょ)が『墨水四時雑詠』を刊布した...
永井荷風 「向嶋」
...運甓居雑詠百年旧府嘆二榛荊一四面山河自作レ城 十日雲容多北走 二州水勢尽西行 遠書毎托二海商至一閑話只憑二山衲迎一羇官雖レ孤幸無レ恙 回レ頭已没幾同庚公篁渡此地名区慰二老孱一風光秀偉満二衰顔一東西来合巴回水 南北相臨鼎峙山 亜竹檀欒遶二旧郭一遺民絡繹渡二荒関一晩晴試望二公篁渡一人在二灘声嵐気間一ともに山国盆地の郡衙三次の地勢風光気象を実に即いて髣髴と描出してゐる...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...ホトヽギス雑詠、各種の句会その他で虚子先生の選を経た、千句余りの中からそれだけ抽出した...
松本たかし 「松本たかし句集」
...皆霞亭が書屋雑詠中の句である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文化丙子の「秋月雑詠十二首」が即是で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その小田原にての、雑詠二つ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...大深山村附近雑詠...
若山牧水 「木枯紀行」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??