...雍家花園(ようかかえん)の槐(えんじゅ)や柳は...
芥川龍之介 「母」
...爾雅の九州とは冀州、豫州、雍州、荊州、揚州、州、徐州、幽州、營州、となつて居つて、禹貢に比べると青州、梁州なくして幽州、營州が多い...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...是が康煕、雍正、乾隆頃になつて、此の二つの傾が又益明かになつて來て居る...
内藤湖南 「北派の書論」
...あれほど泰平雍和(ようわ)の調子が...
中里介山 「大菩薩峠」
...頗使人融雍...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...簡雍は近ごろ、袁紹にも信頼されて、おるらしいから」と急に使いをやって、呼びよせた...
吉川英治 「三国志」
...簡雍もここに来ていたのですか」孫乾は...
吉川英治 「三国志」
...その簡雍も、以前の味方だ...
吉川英治 「三国志」
...――すると、同日の午(ひる)過ぎ、またもや、張昭(ちょうしょう)、顧雍(こよう)、張紘(ちょうこう)、歩隲(ほしつ)などの非戦派が、打ち揃ってここへ訪れ、「魯粛が来たのでしょう...
吉川英治 「三国志」
...蜀中の民を救わんがためです」簡雍は...
吉川英治 「三国志」
...野心家の雍(ようがい)にだまされて...
吉川英治 「三国志」
...一命をゆるして帰してくれた」すると雍は...
吉川英治 「三国志」
...一方には雍の兵ばかり入れ...
吉川英治 「三国志」
...雍の部下はことごとく殺されるだろう」一つの収容所は歓喜した...
吉川英治 「三国志」
...疾く帰って、主人雍に、吉左右(きっそう)を相待ちおると、申し伝えい」そして一通の書簡をしたため、それを託して部下に危険のない地点まで送らせた...
吉川英治 「三国志」
...雍の謀反へ此方を引き入れたのも...
吉川英治 「三国志」
...蜀勢はまた雍(よう)・(び)の二郡へ攻めかかるだろう...
吉川英治 「三国志」
...そうして次に三において『論語』の内の古い層として学而(がくじ)・郷党(きょうとう)の二篇および為政(いせい)・八(はちいつ)・里仁(りじん)・公冶長(こうやちょう)・雍也(ようや)・述而(じゅつじ)・子罕(しかん)の七篇を見いだした...
和辻哲郎 「孔子」
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