例文・使い方一覧でみる「雇」の意味


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...塩原からって来た強力(ごうりき)殿の足の早いこと...   塩原から雇って来た強力殿の足の早いことの読み方
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」

...人(やといにん)のことを頼みまするぞ」そういって博士は...   雇人のことを頼みまするぞ」そういって博士はの読み方
海野十三 「超人間X号」

...山野夫人はけげん顔の人達に明智小五郎を紹介して...   山野夫人はけげん顔の雇人達に明智小五郎を紹介しての読み方
江戸川乱歩 「一寸法師」

...彼等はスイスの兵やブルジョワの国防軍に不信を抱いて...   彼等はスイスの雇兵やブルジョワの国防軍に不信を抱いての読み方
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」

...伊豆山より舟をひて之に赴かむとせしに...   伊豆山より舟を雇ひて之に赴かむとせしにの読み方
大町桂月 「沖の小島」

...海水浴場まで船をはむとせしに...   海水浴場まで船を雇はむとせしにの読み方
大町桂月 「北條より一ノ宮へ」

...日取に頼んで開墾に着手し始めた...   日雇取に頼んで開墾に着手し始めたの読み方
田山花袋 「トコヨゴヨミ」

...小学校の代用教員にわれて月給十五円也を頂戴している頃のこと...   小学校の代用教員に雇われて月給十五円也を頂戴している頃のことの読み方
辻潤 「書斎」

...この後仕事につて貰(もら)へないかも知れません...   この後仕事に雇つて貰へないかも知れませんの読み方
豊島与志雄 「犬の八公」

...代わりもってないのは...   代わりも雇ってないのはの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...見廻組組頭格 隊長  近藤勇同  肝煎格 副長  土方歳三見廻組  格     沖田総司右   同断     永倉新八同          原田左之助見廻組        井上新太郎同          山崎木一同          緒形俊太郎見廻組  並     茨木司同          村上清同          吉村貫一郎同          安藤主計同          大石鍬次郎同          近藤周平惣組残らず見廻御抱御入仰せつけられ候卯六月これを二人が、すらすらと読んでしまって、田中が、「なるほど、こうなってみると、新撰組は残らず幕府の方へ、お抱え、お入れ、仰せつけられ、ということになったのだな、金箔附きの御用党となったわけじゃな」「そこだよ」「よく、これで納まったな」「納まらないのだ、これで近藤は御目見得格(おめみえかく)以上の役人となり、大久保なにがしという名をも下され、土方は内藤隼之助(ないとうはやとのすけ)と改名まで仰せつけられたというわけだが――納まるはずがない、本人たちは一応納まったが、納まらぬのは多年の同志の間柄だ」「そうだろう、一議論あるべきところだ」「本来、新撰組というのが、幕府の爪牙(そうが)となって働く放漫有志の鎮圧を専門としているが、もともとかれらは生え抜きの幕臣でもなんでもないから、その御すべからざるところに価値(ねうち)があったのだ、彼等は事情やみ難く幕府のために働くとは言い条、彼等の中には勤王攘夷の熱血漢もあれば、立身の梯子として組を利用しているものもある、天下の壬生浪人として大手を振っていたものが、公然幕府の御用壮士と極印(ごくいん)を捺(お)されることを本意なりとせざるものがある」「それはそうありそうなことだ、で、右のように彼等が役附いたとなると、当然それに帰服せざるやからの出処進退というものが見ものだな」「そこで、一部のものに不平が勃発し、その不平組の牛耳が、今いう伊東甲子太郎なのだ」「また新撰組が二分したか」「いや、すんなりと二分ができれば問題はないのだが、新撰組の組織というものが決して脱退を許さぬことになっている、脱退は即ち死なりと血誓がしてあるのだ、近藤に平らかならざるものも、隊としての進退が決した以上、それに不服が許されない、脱退も許されない、進退きわまったのだが、そこは伊東の頭がよい、誰にも文句の言えない名分によって辞職をして、新たに別の方面へ分立することができたのだ」「ははあ、伊東という男、そんなに頭がよかったかな、そうして、その分立を近藤が素直に許したのも不思議じゃないか」「しかし、そこが伊東の頭のよいところで、近藤といえどもこれには文句のつけられない名分を選んだのだ」「どういう名分なんだ」これらの問答は主として、山崎譲と田中新兵衛との間に取りかわされている...   見廻組組頭格 隊長  近藤勇同  肝煎格 副長  土方歳三見廻組  格     沖田総司右   同断     永倉新八同          原田左之助見廻組        井上新太郎同          山崎木一同          緒形俊太郎見廻組  並     茨木司同          村上清同          吉村貫一郎同          安藤主計同          大石鍬次郎同          近藤周平惣組残らず見廻御抱御雇入仰せつけられ候卯六月これを二人が、すらすらと読んでしまって、田中が、「なるほど、こうなってみると、新撰組は残らず幕府の方へ、お抱え、お雇入れ、仰せつけられ、ということになったのだな、金箔附きの御用党となったわけじゃな」「そこだよ」「よく、これで納まったな」「納まらないのだ、これで近藤は御目見得格以上の役人となり、大久保なにがしという名をも下され、土方は内藤隼之助と改名まで仰せつけられたというわけだが――納まるはずがない、本人たちは一応納まったが、納まらぬのは多年の同志の間柄だ」「そうだろう、一議論あるべきところだ」「本来、新撰組というのが、幕府の爪牙となって働く放漫有志の鎮圧を専門としているが、もともとかれらは生え抜きの幕臣でもなんでもないから、その御すべからざるところに価値があったのだ、彼等は事情やみ難く幕府のために働くとは言い条、彼等の中には勤王攘夷の熱血漢もあれば、立身の梯子として組を利用しているものもある、天下の壬生浪人として大手を振っていたものが、公然幕府の御用壮士と極印を捺されることを本意なりとせざるものがある」「それはそうありそうなことだ、で、右のように彼等が役附いたとなると、当然それに帰服せざるやからの出処進退というものが見ものだな」「そこで、一部のものに不平が勃発し、その不平組の牛耳が、今いう伊東甲子太郎なのだ」「また新撰組が二分したか」「いや、すんなりと二分ができれば問題はないのだが、新撰組の組織というものが決して脱退を許さぬことになっている、脱退は即ち死なりと血誓がしてあるのだ、近藤に平らかならざるものも、隊としての進退が決した以上、それに不服が許されない、脱退も許されない、進退きわまったのだが、そこは伊東の頭がよい、誰にも文句の言えない名分によって辞職をして、新たに別の方面へ分立することができたのだ」「ははあ、伊東という男、そんなに頭がよかったかな、そうして、その分立を近藤が素直に許したのも不思議じゃないか」「しかし、そこが伊東の頭のよいところで、近藤といえどもこれには文句のつけられない名分を選んだのだ」「どういう名分なんだ」これらの問答は主として、山崎譲と田中新兵衛との間に取りかわされているの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...如何なる人にても...   如何なる雇人にてもの読み方
福沢諭吉 「帝室論」

...スペイン語を流ちょうに話すのでわれた...   スペイン語を流ちょうに話すので雇われたの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」

...人(やとひにん)弥助(やすけ)を連れて大阪を立つた...   雇人弥助を連れて大阪を立つたの読み方
森鴎外 「大塩平八郎」

...今日のごとくえば来てくれる労働者もないから...   今日のごとく雇えば来てくれる労働者もないからの読み方
柳田國男 「名字の話」

...つまりこの一画の娼家にわれているのだが...   つまりこの一画の娼家に雇われているのだがの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...本職にわれて見張りでもすれあ十日ぐれ極楽ダア...   本職に雇われて見張りでもすれあ十日ぐれ極楽ダアの読み方
夢野久作 「老巡査」

...それは全部労働の傭者によって支払われることなく...   それは全部労働の雇傭者によって支払われることなくの読み方
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」

「雇」の読みかた

「雇」の書き方・書き順

いろんなフォントで「雇」

「雇」の英語の意味

「雇なんとか」といえば?   「なんとか雇」の一覧  


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