...品隲(ひんしつ)して飽きる事を知らなかつた...
芥川龍之介 「芋粥」
...近代新声の評隲(ひようしつ)に就て...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...桑原博士の人違ひ2・7(夕)京都文科大学の教授桑原隲蔵(じつざう)氏は...
薄田泣菫 「茶話」
...学説の叙説評隲を試み...
高木敏雄 「比較神話学」
...公平に厳密に門下生を品隲(ひんしつ)する必要があった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...一鼠はかつてその著書の序文において大魯から品隲(ひんしつ)を受けたことがあるように記憶しております...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...人物や事物の善し悪しを論じる所謂批判・批評・品隲(ひんしつ)のようなものを除外するならば...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...心理的・社会的・論理的・な法則によって作品を品隲(ひんしつ)するものは...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...ことに行成(こうぜい)を品隲(ひんしつ)し...
中里介山 「大菩薩峠」
...雲雀は空に隲(あが)る...
中原中也 「在りし日の歌」
...同じ法則で品隲(ひんしつ)せんとするのは舟を刻んで剣を求むるの類(たぐい)である...
夏目漱石 「作物の批評」
...だから美の標準のみを固執(こしゅう)して真の理想を評隲(ひょうちょく)するのは疝気筋(せんきすじ)の飛車取り王手のようなものであります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...言行を評隲(ひょうしつ)したくなる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「物類品隲(ぶつるいひんしつ)」というむずかしい博物の本を著わす一方...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...至其陰隲中説...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...歩隲(ほしつ)が顔を赤らめてしまうと...
吉川英治 「三国志」
...それに侍立する文武官の顔ぶれを見れば、左の列には張昭(ちょうしょう)、顧雍(こよう)、張紘(ちょうこう)、歩隲(ほしつ)、諸葛瑾(しょかつきん)、虞翻(ぐほん)、陳武(ちんぶ)、丁奉(ていほう)などの文官...
吉川英治 「三国志」
...歩隲はかさねて云った...
吉川英治 「三国志」
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