...到底際限がない位...
芥川龍之介 「杜子春」
...欲を云えば際限がない...
伊藤左千夫 「浜菊」
...といって明智の外出を待っていては際限がない...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...そうしていても際限がないので...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...こんな理屈を言い出せば際限がないからいい加減に切りあげるが...
大杉栄 「男女関係について」
...人間の欲には決して際限がないゆえ...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...こんなことを書いてゐては際限がない...
武田麟太郎 「現代詩」
...そう云う風に例を引き出すと縷々(るる)として際限がないのであったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...心配をすれば際限がないから...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...もう弄(いじ)りだすと際限がない...
徳田秋声 「黴」
...それを一々取り上げていては際限がないし...
豊島与志雄 「花子の陳述」
...自分もいつまで沈んでいたって際限がないから...
夏目漱石 「坑夫」
...ほとんど際限がない...
夏目漱石 「坑夫」
...第一積極的と云ったって際限がない話しだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...何時までたつても際限がないことだし 結局こんなになるものなのなら...
林芙美子 「朝夕」
...さらにその下位観念へと際限がないであろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...苦労の種類は際限がない...
牧野信一 「駆ける朝」
...ところが我々の欲ばりには際限がない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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