...降りしきる吹雪(ふぶき)を隔てた事だから...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...溝を隔てた向こうの堤の上に禰宜が出て来て私と話をしたのであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...二た間を隔てた伊予すだれの此方から眼に留めると...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...遠く谷を隔てゝ飛泉の白條高く山と山との間より雲霧となりて落ち來る...
長塚節 「草津行」
...路(みち)を隔てた真ん向うには大きな唐金(からかね)の仏様があった...
夏目漱石 「道草」
...矢鱈(やたら)に人を縛つてどうするんだ」幾間か隔てて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「飛んだことだつたね」「いやもう、ひどいやり口で、私も膽をつぶしました、どうぞ此方へ、――家内の部屋へ御案内いたしませう」案内してくれたのは、店の次の六疊で、其處から佛間へ居間へと續き、お勝手を隔てゝ、主人の部屋は遙かに遠くのやうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一枚の薄い天井板を隔てて...
原民喜 「魔のひととき」
...それだけを隔てに寄り添っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...せめてもうしばらくの間こちらで養生をなさいませ」この人が病床との隔てに几帳(きちょう)だけを置いて看護をしているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...嶺(みね)を隔てた長久保(ながくぼ)の新町(しんまち)あたりで...
柳田国男 「木綿以前の事」
...――それではゆうべ障子を隔てて相対した...
山本周五郎 「新潮記」
...不良風はその後益(ますます)増加した各種学校の官私立を隔てずに吹きまくった...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...心に上(のぼ)る物の凡(すべ)てが灰色を隔てつつ眺められるのは今夜に限らず近頃の病的な心の癖(くせ)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...川を隔てて緑葉の重々と繁り合っているのを仰ぎ見る心地好さ...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...谷を隔てゝ黒い岩質の山が微かな夕の光を反射させてゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...一水の渓流を隔てた彼方の山から...
吉川英治 「三国志」
...去年遊んだ雲仙嶽が有明の海を隔てて車窓に迫つてゐた...
吉田絃二郎 「八月の霧島」
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