例文・使い方一覧でみる「隔つ」の意味


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...二三メエトル隔つた向うに僕を振り返つて見てゐるのです...   二三メエトル隔つた向うに僕を振り返つて見てゐるのですの読み方
芥川龍之介 「河童」

...……娑婆界を隔つる谷へ...   ……娑婆界を隔つる谷への読み方
芥川龍之介 「河童」

...遙(ずつ)と隔つた処にゐて...   遙と隔つた処にゐての読み方
石川啄木 「赤痢」

...十里許りも隔つた某村(なにがしむら)の村長の次男である...   十里許りも隔つた某村の村長の次男であるの読み方
石川啄木 「鳥影」

...少し隔つた彼方から...   少し隔つた彼方からの読み方
石川啄木 「鳥影」

...春三郎は昨日迄自分で奮鬪した臺所の物音や客の出這入りの音等を今は遠く隔つた世の響のやうな心持をして聞き乍ら...   春三郎は昨日迄自分で奮鬪した臺所の物音や客の出這入りの音等を今は遠く隔つた世の響のやうな心持をして聞き乍らの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...其から僅か數里隔つたる所の...   其から僅か數里隔つたる所のの読み方
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」

...他のトロイアと脛甲の善きアカイアの雜軍は、晴天のもと悠然と相爭ひつ、日輪の 370つよき光に照らされて、地上並に山上にかゝる雲霧の影を見ず、且つ戰ひて且つ休み、唸りを生じ飛び來る亂刄避けて彼と此、間を隔つ...   他のトロイアと脛甲の善きアカイアの雜軍は、晴天のもと悠然と相爭ひつ、日輪の 370つよき光に照らされて、地上並に山上にかゝる雲霧の影を見ず、且つ戰ひて且つ休み、唸りを生じ飛び來る亂刄避けて彼と此、間を隔つの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...湾を隔つる桜山は悲鳴してたてがみのごとく松を振るう...   湾を隔つる桜山は悲鳴してたてがみのごとく松を振るうの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...行司とは隔つた莚の上に角力ならば年寄といふ格で坐つて居る六尺もあらうかと思ふ長大な老人が微笑を含んで注視して居る...   行司とは隔つた莚の上に角力ならば年寄といふ格で坐つて居る六尺もあらうかと思ふ長大な老人が微笑を含んで注視して居るの読み方
長塚節 「撃劍興行」

...確かに隣の州の境(さかひ)にある莊園までは二十哩(マイル)は隔つてゐる...   確かに隣の州の境にある莊園までは二十哩は隔つてゐるの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...中道を隔つるほどはなけれども心乱るる今朝(けさ)のあは雪と書いて...   中道を隔つるほどはなけれども心乱るる今朝のあは雪と書いての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...世をいとふ心は山に通へども八重立つ雲を君や隔つるという御歌もお託しになった...   世をいとふ心は山に通へども八重立つ雲を君や隔つるという御歌もお託しになったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...遠近(をちこち)の汀(みぎは)の波は隔つともなほ吹き通へ宇治の川風薫は自身でまいることにした...   遠近の汀の波は隔つともなほ吹き通へ宇治の川風薫は自身でまいることにしたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...巴里(パリイ)と此処(ここ)と未(ま)ださばかり時の掛け隔つまじと思ひ候(さふら)ものからいとど悲しく...   巴里と此処と未ださばかり時の掛け隔つまじと思ひ候ものからいとど悲しくの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...少し隔つて若い女性が彳(たゝず)んでゐる...   少し隔つて若い女性が彳んでゐるの読み方
吉江孤雁 「夢」

...徐州を隔つこと百里の前に陣をとりて...   徐州を隔つこと百里の前に陣をとりての読み方
吉川英治 「三国志」

...所は隔つとはいえ...   所は隔つとはいえの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「隔つ」の読みかた

「隔つ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「隔つ」


ランダム例文:
あいはむ   更衣室   勝手  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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