例文・使い方一覧でみる「隔つ」の意味


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...娑婆界(しゃばかい)を隔つる谷へ...   娑婆界を隔つる谷への読み方
芥川龍之介 「河童」

...この村から十里許り隔つた或村に同じ疫(やまひ)が猖獗を極めた時...   この村から十里許り隔つた或村に同じ疫が猖獗を極めた時の読み方
石川啄木 「赤痢」

...少し隔つた彼方(かなた)から...   少し隔つた彼方からの読み方
石川啄木 「鳥影」

...十里許りも隔つた某村の村長の次男である...   十里許りも隔つた某村の村長の次男であるの読み方
石川啄木 「鳥影」

...二三日(ち)――千萬年 も 隔つて ゐる やうだ...   二三日――千萬年 も 隔つて ゐる やうだの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...幽明相隔つるといえ...   幽明相隔つるといえの読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...しかも三里も隔つてゐない処にゐたといふことは面白いことだ……』などゝいふ声が聞える...   しかも三里も隔つてゐない処にゐたといふことは面白いことだ……』などゝいふ声が聞えるの読み方
田山録弥 「百日紅」

...歐陽通の時代とは三四十年しか隔つて居りませぬが...   歐陽通の時代とは三四十年しか隔つて居りませぬがの読み方
内藤湖南 「弘法大師の文藝」

...少し隔つてから振り返つて見ると滴る樣な新緑の間にほつほつと黄色い房のあるのは際立つて鮮かであつた...   少し隔つてから振り返つて見ると滴る樣な新緑の間にほつほつと黄色い房のあるのは際立つて鮮かであつたの読み方
長塚節 「炭燒のむすめ」

...享禄二年は永正三年を隔つること二十三年であるから...   享禄二年は永正三年を隔つること二十三年であるからの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...確かに隣の州の境(さかひ)にある莊園までは二十哩(マイル)は隔つてゐる...   確かに隣の州の境にある莊園までは二十哩は隔つてゐるの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...二里も隔つた停車場までの途すがら...   二里も隔つた停車場までの途すがらの読み方
正宗白鳥 「入江のほとり」

...浦人の塩汲(く)む袖(そで)にくらべ見よ波路隔つる夜の衣をという夫人から...   浦人の塩汲む袖にくらべ見よ波路隔つる夜の衣をという夫人からの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...中道を隔つるほどはなけれども心乱るる今朝(けさ)のあは雪と書いて...   中道を隔つるほどはなけれども心乱るる今朝のあは雪と書いての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...二つの館の間二十余町を隔つ...   二つの館の間二十余町を隔つの読み方
柳田国男 「遠野物語」

...少し隔つて見ると微かに白く一筋の道のやうにはなつてゐるが...   少し隔つて見ると微かに白く一筋の道のやうにはなつてゐるがの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

...一里と隔つてはゐないけれど...   一里と隔つてはゐないけれどの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...陛下ともわずか一階を隔つる身になってくれば...   陛下ともわずか一階を隔つる身になってくればの読み方
吉川英治 「三国志」

「隔つ」の読みかた

「隔つ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「隔つ」


ランダム例文:
腰を据えている   連記   十分過ぎる  

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