...三山の遺臣はなお三平等(みひら)(三ツの行政区画)に割拠して調和しなかったのであります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...熔岩(ようがん)の上を跣足(はだし)の島男昭和三年十月十日薩摩(さつま)に赴き...
高浜虚子 「五百句」
...去(い)んぬる弘治(こうじ)三年の秋薬師寺家の家老馬場和泉守石山本願寺の勢を頼みて主家を横領しければ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...間歇(かんけつ)的な考えにかなりよく調和するものである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...他人よりいかに苛酷(かこく)に取り扱われようとも常に温和であり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お松を見て笑っているのは慢心和尚です...
中里介山 「大菩薩峠」
...和歌に凝り出したと思召(おぼしめ)せ」「和歌――歌だな」「いわゆる...
中里介山 「大菩薩峠」
...外には和吉といふ口上言ひが一人...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』にこれを和名比木佐久良(ヒキサクラ)と書いてあるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その共和国の当初から最後まで不断の戦争に従事しており...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その和らかい言葉がふくむ鋭い機鋒は驚くばかりで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...わが邦にも大嘗会(だいじょうえ)等大祀(たいし)の礼服に用いられた由『和漢三才図会』等に見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...その汁を搾って砂糖を和し飲めば瘟疫(おんえき)に特効あり...
南方熊楠 「十二支考」
...あるあきらめめいた秋の日の和らぎのままに美しく眺めた...
横光利一 「旅愁」
...その平和なみやびやかさが良いのだと思った...
横光利一 「旅愁」
...奥大和に散在している宮方の郷士たちの由で...
吉川英治 「私本太平記」
...和(やわ)らかく...
吉川英治 「日本名婦伝」
...この曲は承和御門(じょうわのみかど)御時(孝謙女帝崩より六七十年後)...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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