...むこう二階の中尉にも...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...バタバタと二階からかけおりる音がして...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...加害者たる悪人が宮中に出入をして位階を得ている...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...内側の階段から上つて行く...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...入院患者は階下(した)に男が五人ゐるのださうである...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...階段を登りきって立ちどまったとき...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...三階のこのマアセルの部屋の隣室...
谷譲次 「踊る地平線」
...表二階の方に移った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...現に科学には階級性がないとか何とかいう思想上の問題が堂々と取り上げられている...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...階段の上でなされた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...裏の階段から上ってゆくとか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お二階(かい)へ...
永井壮吉 「吾妻橋」
...ああ内部へのさし入る月影階段の上にもながれ ながれ...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...この店土蔵だけの住居で二階が住家(すみか)であり...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...また二階借りから...
林芙美子 「清貧の書」
...そして下の方をすっかり検分し今度は二階の相談所を見ようとしましたがどうしても二階に昇れませんでした...
宮沢賢治 「革トランク」
...侵略的大東亜主義を宣伝する文筆だけが許される段階に入りつつあった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第五巻)」
...その階段の下より嗅ぎ慣れし白檀の芳香...
夢野久作 「白くれない」
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