...軍需工業隆昌についての世界的な見透しに関して高邁な意見を一くさり述べてから...
犬田卯 「荒蕪地」
...なかんずく米国の如きは最も隆昌の域に達し...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...国運も隆昌になる...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...和の欠けた国家が隆昌(りゅうしょう)し...
高神覚昇 「般若心経講義」
...いよいよ御家運御隆昌(ごりゅうしょう)の兆(きざし)と...
太宰治 「新釈諸国噺」
...うやうやしくその隆昌に参与し...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...それから生れ出るすべてのものの御隆昌御繁栄に関心をもつ権利は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...家運いよいよ隆昌(りゅうしょう)を見せた...
吉川英治 「黒田如水」
...多武(とう)ノ峰(みね)の合戦では、山徒の僧兵と戦い、松永氏の勢が昂(たか)まるに従って、柳生家も当然、隆昌に向ったが、その弾正久秀が、三好義継と共に、永禄八年の夏、二条御所へ放火して、乱刃の下(もと)に、将軍義輝(よしてる)を弑逆(しいぎゃく)してから、柳生宗厳(むねとし)は、彼にもすっかり望みを断って、「わが兵馬は、逆のために動かさず...
吉川英治 「剣の四君子」
...王道の隆昌と漢家の復古を...
吉川英治 「三国志」
...隆昌の気がみなぎっていた...
吉川英治 「三国志」
...いまや孫家の隆昌は...
吉川英治 「三国志」
...いよいよ昇天の勢いで隆昌の一方にあることを見ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...隆昌の兆しを示している...
吉川英治 「随筆 新平家」
...家運続いて隆昌を極めるも...
吉川英治 「年譜」
...平氏一門の隆昌や...
吉川英治 「源頼朝」
...資本主義の隆昌と時の国運が醸成したものにはちがいないが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...従って山口の教会の隆昌は...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索