例文・使い方一覧でみる「陽」の意味

...蒸し暑き斜陽に照り付けられながら... 蒸し暑き斜陽に照り付けられながらの読み方
石井研堂「釣好隠居の懺悔」

...春陽堂から出版されました... 春陽堂から出版されましたの読み方
薄田泣菫「詩集の後に」

...・明けてゆく鎌を研ぐ・枝をおろし陽のあたる墓・山の花は山の水に活けてをき客となり燕でたりはいつたり考へてをれば燕さえづる・旅のペンサキも書けなくなつた・ころげまはる犬らの青草・ひとりの湯がこぼれる六月十三日　同前... ・明けてゆく鎌を研ぐ・枝をおろし陽のあたる墓・山の花は山の水に活けてをき客となり燕でたりはいつたり考へてをれば燕さえづる・旅のペンサキも書けなくなつた・ころげまはる犬らの青草・ひとりの湯がこぼれる六月十三日　同前の読み方
種田山頭火「行乞記」

...祭りの日のような陽気さの中に... 祭りの日のような陽気さの中にの読み方
チェスタートン　Chesterton 直木三十五訳「青玉の十字架」

...何かしら例年の陽気に見られない... 何かしら例年の陽気に見られないの読み方
徳田秋声「花が咲く」

...眼に見えぬ太陽が金色の空にのぼってくる... 眼に見えぬ太陽が金色の空にのぼってくるの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...」島村陽一がそう云って... 」島村陽一がそう云っての読み方
豊島与志雄「女客一週間」

...しかして假りにかような仕組が自然に構成せらるゝとすれば、陽球の質量は、電子の幾千倍にならねばならぬ...
長岡半太郎「原子核探求の思い出」

...それは、輝く太陽よりも、咲誇る向日葵（ひまわり）よりも、鳴盛（なきさか）る蝉（せみ）よりも、もっと打込んだ・裸身の・壮（さか）んな・没我的な・灼熱（しゃくねつ）した美しさだ... それは、輝く太陽よりも、咲誇る向日葵よりも、鳴盛る蝉よりも、もっと打込んだ・裸身の・壮んな・没我的な・灼熱した美しさだの読み方
中島敦「悟浄歎異」

...地平線はみつめようにもみつめられない陽炎（かげろふ）の亡霊達が起（た）つたり坐つたりしてゐるので... 地平線はみつめようにもみつめられない陽炎の亡霊達が起つたり坐つたりしてゐるのでの読み方
中原中也「山羊の歌」

...二月の直射する陽の光はもうかなり強い... 二月の直射する陽の光はもうかなり強いの読み方
中谷宇吉郎「雪後記」

...「此処（ここ）は言わば首陽山（しゅようざん）で御座るぞ... 「此処は言わば首陽山で御座るぞの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...万葉の歌に「東の野に陽炎（かげろう）の立つ見えて顧（かえり）みすれば月傾きぬ」というのがある... 万葉の歌に「東の野に陽炎の立つ見えて顧みすれば月傾きぬ」というのがあるの読み方
萩原朔太郎「郷愁の詩人　与謝蕪村」

...一つの類例は太陽をテダ... 一つの類例は太陽をテダの読み方
柳田国男「海上の道」

...陽のあたったこともない壁である... 陽のあたったこともない壁であるの読み方
吉川英治「黒田如水」

...陰陽寮（おんようりょう）から... 陰陽寮からの読み方
吉川英治「私本太平記」

...早く水を代（か）えておこうじゃねえか」「そうだ！陽（ひ）がのぼってきた」ふたりは水の手の水門をのぞきこんだ... 早く水を代えておこうじゃねえか」「そうだ！陽がのぼってきた」ふたりは水の手の水門をのぞきこんだの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...黎明（れいめい）の陽（ひ）と共に... 黎明の陽と共にの読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」

「陽」の読みかた

「陽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「陽」