...険路を通って山頂にたどり着いた...
...険路が崩れたため、通行止めになっている...
...険路を歩くことが苦手だ...
...この山は険路が多いので、初心者には難しい...
...険路を歩いていると、自分が生きている実感がわいてくる...
...国境(くにざかい)の険路(けんろ)を踏(ふ)み越(こ)える...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...ある時は岩山の険路の上にまたある時は砂漠(さばく)の熱砂の上に...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...氷河の向こう側はモーヴェ・パーという険路で...
寺田寅彦 「先生への通信」
...(牧より外に、あの秘法を行う人間はない筈だ――牧の仕業としたなら――何んのために――誰(たれ)を――)玄白斎は、険路も、汗も感じないで、考えつづけた...
直木三十五 「南国太平記」
...死闘根本中堂(こんぽんちゅうどう)の上、杉木立の深い、熊笹の繁茂している、細い径――そこは、比叡山の山巡りをする修験者か、時々に、僧侶が通るほか、殆んど人通りの無い、険路であった...
直木三十五 「南国太平記」
...富士川岸の険路を...
中里介山 「大菩薩峠」
...この深山険路の山で転んでしまったらおしまいですね」「風流も程度問題ですよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...険路絶将懸桟通...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...険路にして天下の跋渉家九州の箱根と名(なづ)く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...峨々たる山中の険路を頼光以下四天王が進み行き...
山本笑月 「明治世相百話」
...×其れより西北に向つて雑木の中の険路を下り...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...小仏(こぼとけ)の甘酒茶屋から暗夜の険路を追って行ったその夜の迅さにも劣りません...
吉川英治 「江戸三国志」
...播州赤穂郡から備前三石(みついし)に入る国境であり山陽道一の険路でもあるので...
吉川英治 「私本太平記」
...敵もこの険路へ向って...
吉川英治 「私本太平記」
...山陽道の険路へ出て...
吉川英治 「私本太平記」
...木(き)ノ芽(め)峠(とうげ)や賤(しず)ヶ岳(たけ)の険路(けんろ)を...
吉川英治 「神州天馬侠」
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