...陸尺(ろくしゃく)四人も立ちすくんだ...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...陸尺(ろく しゃく)が...
直木三十五 「南国太平記」
...そして、益満が(妙な置き方をする)と、思った時、そのまま陸尺は、土足で、板の間へ、舁(か)き入れかけた...
直木三十五 「南国太平記」
...このごろ江戸の市中に溢れていた諸国諸大名の陸尺...
中里介山 「大菩薩峠」
...小石川の陸尺(ろくしゃく)町から一足飛びに飛んで来ましたぜ」「二年前に死んだ人間が人を殺した?」「その上まだまだ四五人は殺してやるというんだから大変で――」「誰がそんな事を言うんだ?」「二年前に殺された人間ですよ」「さア解らねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのまま小石川陸尺(ろくしゃく)町まで飛びました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なすこともなく方々の中間部屋でとぐろを巻いて陸尺(ろくしゃく)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...来い来い……」奥からバタバタと駈けだして来た陸尺に中間...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...陸尺やら中間やら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...陸尺のほうでもそんなことは先刻ご承知...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あらかじめ紀州さまの陸尺と手はずをしてあったのだ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...とても陸尺なんぞの書ける字じゃねえ」ドッと笑って...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...スッパリと陸尺の足を洗い...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...陸尺のいのちと三十二万石とをつりかえにする馬鹿はない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...陸尺ひとりぐらいを片づけるにはどんな方法だってあります...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...これが大師流のいい手跡(て)でとても中間陸尺に書ける字じゃない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...陸尺(ろくしゃく)棒...
火野葦平 「花と龍」
...陸尺(ろくしゃく)たちの影が大勢見られた...
吉川英治 「大岡越前」
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