...しまいには自分自身にまで不満を感じて自暴自棄に陥る...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その目的を達し得ない破目に陥るのである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...やつとさうした過失に陥ることから免れることが出来たと思つた...
田山録弥 「島からの帰途」
...途方もない認識不足と根本的な誤謬とに陥るだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...危い破目に陥ることを恐れていたし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...君たちの誤った進歩に引きずられて闇夜(やみよ)の中に陥るのが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人は誤謬(ごびゅう)に陥ることがあり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかし人が恋に陥るのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自ら貧窮に陥ることである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...雪形の自家創作に陥るなどは禁物である...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...自在に滑り廻っているような錯覚に陥ることが多かった...
中谷宇吉郎 「大雪山二題」
...循環論に陥ることである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...映画のヒルムを逆に回転するやうな混乱に陥るだらうか――今朝...
牧野信一 「嘆きの谷で拾つた懐疑の花びら」
...吾々は誤謬に陥るであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...マンネリスムのポーズに陥ることについての戒心がかかれていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...作者はなおも第二の欠点に陥る...
柳宗悦 「工藝の道」
...許すべからざる誤謬(ごびゅう)に陥るのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...まず足もとの異端から征服しなければ危地に陥る...
吉川英治 「黒田如水」
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