...彼等の腐敗を防除するには最もよき方便であろうと思うに...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...どこまでも事実を事実とし「鉱毒」の二字を削除するのを拒絶して...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...これを根本的に削除することはもとより不可能であるゆえ...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...このただという語がおそらくはまた霊魂の本性に属すると言われ得るであろう余のすべてを排除する意味において...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...決して個々のものを排除することを意味するのではなく...
戸坂潤 「科学方法論」
...内閣に之を排除するの威信なきが爲にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...すなわち神より害虫を駆除することである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...(このことは三二年テーゼの正しい理解を徹底さす必要を決して排除するものでありません...
野呂栄太郎 「加藤正宛書簡」
...一つの部屋を掃除するのには...
羽仁もと子 「女中訓」
...無や事物自身を存在の原因として想定することをも排除することを...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...万感(まんかん)を排除する事に勉(つと)めしかば宿屋よりも獄中の夢安く...
福田英子 「妾の半生涯」
...たとえ長期間有力な外国の競争を排除することが出来たとしても...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...古人が有益動物を保護して田圃(たんぼ)の有害動物を駆除する自然の妙用を知り...
南方熊楠 「十二支考」
...我々の告白の義務を免除するほどの醜悪があるであろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...寡婦(かふ)や小児を排除するの傾向を示しつつあったのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...彼は結局それを彼れの地代から控除するであろうか...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...その銀行券に対して貨幣を支払う義務を解除することが必要であるとは決して想像されなかったことを...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...民衆を武装解除する秀吉の気持のなかには独裁権力者の自信や自尊は顕著であったであろうが...
和辻哲郎 「鎖国」
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