...これに属する信徒の数一千三百五十万(スコットランドとアイルランドはこれを除く)...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これは馬丁が馬の汗を輪状の鉄で除くのと同じである...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...悦子を除く女たちが皆和服でいる中に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しかしながらこれは困難を除くものではない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...世界は自分を除く外みんな狐が化けてゐるのではないかと疑つたことがある...
中島敦 「かめれおん日記」
...)膀胱結石は側面切開によって除く...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...我々の社会からあのやくざ者を法的に取り除くための手続きですが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...なぜというに身長を除くほか...
久生十蘭 「魔都」
...あらゆる心の関係の部分を取り除く際に当てはまるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...趣味つまり全ての妄想を取り除く感覚の生き生きした印象によって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...暴君去り汚吏除くときは...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...この目障(めざわり)を除くことあっても...
穂積陳重 「法窓夜話」
...正月の二十日間を除くほかは...
本庄陸男 「石狩川」
...でも次郎吉を除く皆はフーフー吹きながら...
正岡容 「小説 圓朝」
...もう僕のカテーテルは取り除く時期は来ているし...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...そして後に正桓(まさたけ)に配せられた第六女寿子(ひさこ)を除く外...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...秦火(しんか)に焚(や)かれた楽経(がくけい)は除くとして...
森鴎外 「渋江抽斎」
...神宮寺――などを除くほか続々この夜の“御本屋会議”に参集してきた...
吉川英治 「私本太平記」
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