...私は祭りで陣羽織を着る予定です...
...彼は京都旅行の土産に陣羽織を買ってきた...
...陣羽織を着ると、和風な雰囲気が出る...
...この店でオーダーメイドの陣羽織を作ってもらえる...
...陣羽織を着て、夏祭りに出かけよう...
...黒羅紗(くろらしゃ)の筒袖の陣羽織を着て野袴を穿(は)いていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...陣羽織のような洋服をつけています...
中里介山 「大菩薩峠」
...陣羽織(じんばおり)に似た麻の蕃布(ばんぷ)を身にまとっていた...
中村地平 「霧の蕃社」
...「わッ」羅紗陣羽織の肩から鮮血を吹き上げて...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...将軍は藤色の陣羽織に金紋漆塗の陣笠...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...向ふの切株の上に陣羽織姿の大石内蔵之介が立ちあがつて...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...虹汀、何事ぞと振り返るに、その数二三十と思しき捕吏(とりて)の面々、手に/\獲物を携(たずさ)へたる中に、彼(か)の海中に陥りし半面鬼相の雲井喜三郎、如何にしてか蘇(よみがえ)りけむ、白鉢巻、小具足、陣羽織、野袴(のばかま)の扮装(いでたち)物々しく、長刀を横たへて目前に追ひ迫り来り、大音揚(あ)げて罵(ののし)るやう、やをれ悪僧其処(そこ)動くな...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...十四これが、ほんとの一国対一国の煙火陣ならば、鯨幕(くじらまく)をひき、押太鼓、陣羽織、あだかも戦場の対陣のような空気が立つところであるが、今夜は、藩の次席家老のせがれと一煙火師との果し合いだから、暗夜の大河に人影はほんの僅か、寂寞(せきばく)として、用意の足音もいと静かである...
吉川英治 「銀河まつり」
...この陣羽織(じんばおり)は血にもよごれていねえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...派手(はで)な陣羽織(じんばおり)に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...青黄木綿の筒袖陣羽織に...
吉川英治 「新書太閤記」
...吉晴のみ陣羽織を着ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸将の陣羽織や太刀からも雫(しずく)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...あの白地の陣羽織じゃよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ白地に朱(しゅ)蛇(じゃ)の目(め)の陣羽織一枚となって...
吉川英治 「新書太閤記」
...昼から汗と埃(ほこり)にまみれきった柿色染(かきいろぞ)めの木綿陣羽織に...
吉川英治 「新書太閤記」
...陣羽織と具足(ぐそく)があったら...
吉川英治 「新書太閤記」
...純忠は陣羽織にエズスと十字架の紋所をつけ...
和辻哲郎 「鎖国」
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