...七年戦争につき有名な著述をした英人ロイドは一七八○年「賢明なる将軍は不確実なる会戦を試みる前に常に地形、陣地、陣営および行軍に関する軍事学をもって自己の処置の基礎とする...
石原莞爾 「戦争史大観」
...然れども滯陣の日の長くして...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...海に向ひて陣するは*カーリア及び*パイノイア...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...いかめしく帳場に陣取っていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ふりかえって見るといつも陣地から水をもらいにくる...
久生十蘭 「だいこん」
...柳が殺陣の剣劇中々物凄く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...この二十七日に天草陣で討死をした者の三年忌の法会がとりおこなわれる...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ここ数旬の滞陣に...
吉川英治 「上杉謙信」
...せまい地上をさらに二つの陣營にたちわかれまして...
吉川英治 「折々の記」
...自分の陣へ招待した...
吉川英治 「三国志」
...玄徳の返書だ」陣宮は...
吉川英治 「三国志」
...その変態陣のまま...
吉川英治 「三国志」
...自分はあなたの敵たる陣営に飼われる身となり...
吉川英治 「三国志」
...あの陣容とあの兵気は何事か...
吉川英治 「三国志」
...ついに孔明の本陣まで突入して来た...
吉川英治 「三国志」
...各陣へ廻しておいた...
吉川英治 「私本太平記」
...また、前々から、散陣的に、淀川の対岸から山崎方面へ出しておいた幾つかの部隊にも伝令をとばして、「勝龍寺へ籠(こも)って、防塁をかため、満を持して、敵を待て」と伝えさせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...宿屋の新築の別館の二階に我等は陣取つたのであつたが...
若山牧水 「木枯紀行」
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