...十二月五日大王はジュミーデ山よりロイテン附近に陣地を占領せる敵軍を観察し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...こんどは陣容を改めて間接射撃を罷(や)めて直接射撃に入ったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...大捜査陣を張った...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...本当に陣痛が襲ってきた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...それでまず蜂の陣立ていかんと見てあると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...先陣をうけたまわった...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...砲兵三中隊を以て背水の陣に備へ...
牧野信一 「サクラの花びら」
...乱陣の中で仙太に斬られていたのを自分でも気が付かずに居たのである...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...一手切(てぎり)すでにわずかでも、鉄砲の影響があらわれ出した川中島の接戦では、当然、陣形の編成にも、それより前の陣組とは、備え立てがちがって来ている...
吉川英治 「上杉謙信」
...馬元義と李朱氾の眠っていた内陣の壇からすばやく奪い返し...
吉川英治 「三国志」
...賊の陣近く斬入って...
吉川英治 「三国志」
...「何がそんなにおかしいので」と、諸将がたずねると、「さきに徐庶(じょしょ)が、丞相のご前で、孔明の才をたたえ、まるで神通力でもあるようなことをいったが、今、彼の布陣を、この眼に見て、その愚劣を知ったからだ...
吉川英治 「三国志」
...黄忠の陣する山に向った...
吉川英治 「三国志」
...やがて八門の陣をシックリと編(あ)んで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...敵陣、敵地、どこをどう駈けたか、自分でも分らなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...はや陣用意を触れさせておこう...
吉川英治 「新書太閤記」
...御本陣は明九日の...
吉川英治 「新書太閤記」
...土人はスペイン人の陣営を遠ざかり...
和辻哲郎 「鎖国」
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