...「浄名での寺院参拝になれている」...
...その温泉の町から折曲一つ折れて奥の院参道へあらたまる釣橋の袂へ提灯がふうわりと灯も仄白(ほのじろ)んで顕われた...
泉鏡花 「遺稿」
...病院参観のことを考えよう...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...母の自分と同じ未亡人の悲しみをさせる結果になるかもしれぬと院参を躊躇(ちゅうちょ)したものであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...皆軽い直衣(のうし)姿であったのが下襲(したがさね)を加えて院参をするのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...冷泉院から御懇切に女御(にょご)として院参(いんざん)をさせるようにとお望みになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これまでもよく人がそちらへの御遠慮から院参を断念したりするのでしたが」と大臣は質(ただ)した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私も院参を問題として考えるようになったのでございます」と尚侍は言っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院参の問題はこの子息たちが反対した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...娘の院参のために玉鬘夫人は用意していた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姉君の院参を済ませてから妹を与えたいという考えらしい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかし院参を阻止しようとするような態度はきわめて不愉快であるとしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院参をさせることすら未来の光明のない点で尚侍(ないしのかみ)は寂しく思っていたところへ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...信じるところがおありにでもなるように院参のほうへおきめになったものですから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...モンテーニュが高等法院参議(評定官)であった時の同僚で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...直義が院参の帰り道を襲撃され...
吉川英治 「私本太平記」
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