「院」の意味
寺院や病院などの施設
小説での「院」の使い方
...僕もまた母のように精神病院にはいることを恐れない訣にも行かなかった...
芥川竜之介 「歯車」
...院長がそれを除(はづ)して、凸面のレンズでランプの光線を注ぎながら、柄の附いた正方形の金屬板の穴から覗いて目の中を調べる際に、冷吉は僅に、院長の、髮を短く毬栗にした、薄黒い顏の色と、カーキー色の上つ被(ぱ)りと、穴倉のやうなその室のまはりの壁の黒いのは、さうした色の布(きれ)で以つて天井際から蔽はれてゐるのだといふ事を見たゞけで、直ぐに再び繃帶に眼を閉ぢられた...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...新官僚美術院の主なる委員が...
辰野隆 「芸術統制是非」
...それは幸いに帝国学士院や...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...その病院では、お島の親しい歯科医の細君が、腹部の切開で入院していた...
徳田秋声 「あらくれ」
...次に私事は相かわらず此病院で働いて居ります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そうでなければスコラ的な学術僧院用語に堕する他ない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...そしてまた繰返して入院を勧めるんだ...
豊島与志雄 「好意」
...此處を退院なさると直(ぢき)でした...
夏目漱石 「變な音」
...健吉氏の夫人の弟は貴族院議員になっていますし...
浜尾四郎 「死者の権利」
...病院のやうな広い玄関で...
槇本楠郎 「母子ホームの子供たち」
...そして院長が少しも偽りを云っているのではないと云う直覚で院長へ同情した...
松永延造 「職工と微笑」
...それについて退院前後のことがとりあげられる意味は十分に腹に入り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...仙太郎さ?滝三 普門院の方丈さん...
三好十郎 「斬られの仙太」
...朝日新聞記者となる貴族院書記官長でありながら...
柳田国男 「故郷七十年」
...六ヶ月の間に參議院法等の法律をつくつて形影相伴なふ日を待つ必要があるからである...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...花山院忠長だのというもっと溌剌としたものもあって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...もし別当の観音院を今朝立つ筈の――武蔵が早くも来かかったら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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