...お客の間(なか)に赤塚氏と呉俊陞(ごしゆんしよう)氏の顔が見えてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...あの官位陞進の御道楽に較べると...
太宰治 「右大臣実朝」
...又五年寛文戊申大通詞に陞る」とあつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...彼は通詞としては生涯「小通詞過人」から陞ることがなかつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...長崎通詞最高の家柄であつた彼が「小通詞過人」から陞らなかつたといふことは...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...今は定めて余程高い地位に陞(のぼ)つてゐることだらう...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...位は正四位に陞(のぼ)り...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...呉俊陞が五万の兵を黒竜江省から率いて出て守備している...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...推薦権をお持ちになる位階の陞叙(しょうじょ)もこの人へお加えになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...年齢からいってだれも官等の陞進(しょうしん)がおそいほうではないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...翌十年二月六日には奥詰医師に陞(のぼ)せられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二月二十一日に柏軒が奥医師に陞(のぼ)つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...張作霖と共に黒竜江省督軍の呉俊陞も殪れ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...早川氏が呉俊陞と義兄弟の約があるやうに...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...張作霖と呉俊陞の一行は朝早く目覚めて車中で紙牌を弄してゐたのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...督軍呉俊陞夫人李氏其他と会して...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...与黒竜江省督軍呉俊陞夫人李氏...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...先ごろ尊氏へなされた過分な陞進(しょうしん)や恩遇(おんぐう)もですか」「尊氏のもつ底力は...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索