...何故呉俊陞が乳牛(ちゝうし)と一緒に...
薄田泣菫 「茶話」
...官位の御陞進に御熱中で...
太宰治 「右大臣実朝」
...努力にも拘らず生涯稽古通詞から陞れなかつたが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...彼は通詞としては生涯「小通詞過人」から陞ることがなかつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...呉俊陞が五万の兵を黒竜江省から率いて出て守備している...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...宮に付与されてある権利で推薦あそばされた人々の位階の陞叙(しょうじょ)もそのままに捨て置かれて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三位(さんみ)に玉鬘を陞叙(しょうじょ)されたことである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...推薦権をお持ちになる位階の陞叙(しょうじょ)もこの人へお加えになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「陞任(しょうにん)をたいした喜びとは思っておりませんが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...年齢からいってだれも官等の陞進(しょうしん)がおそいほうではないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」第七の下(しも)に「甲子蒙典謁之命、丙寅兼領祠曹、丁丑陞相位、通前後廿年」と註してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...翌十年二月六日には奥詰医師に陞(のぼ)せられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二月二十一日に柏軒が奥医師に陞(のぼ)つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...権大属(ごんだいさかん)に陞(のぼ)って聴訟係(ていしょうがかり)をしていたが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...盛(さかん)に記録に現われる神階の陞叙(しょうじょ)などは...
柳田国男 「海上の道」
...督軍呉俊陞氏に愛重されてゐる明敏な壮年中将である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...張作霖と共に黒竜江省督軍の呉俊陞も殪れ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...先ごろ尊氏へなされた過分な陞進(しょうしん)や恩遇(おんぐう)もですか」「尊氏のもつ底力は...
吉川英治 「私本太平記」
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