...羨ましさうに呉俊陞氏の脂ぎつた身体(からだ)を見上げた...
薄田泣菫 「茶話」
...将軍家正二位に陞叙せられた事の知らせがございまして...
太宰治 「右大臣実朝」
...官位の御陞進に御熱中で...
太宰治 「右大臣実朝」
...四十六歳で大通詞に陞つた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...長崎通詞最高の家柄であつた彼が「小通詞過人」から陞らなかつたといふことは...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...位は正四位に陞(のぼ)り...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...呉俊陞が五万の兵を黒竜江省から率いて出て守備している...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...宮に付与されてある権利で推薦あそばされた人々の位階の陞叙(しょうじょ)もそのままに捨て置かれて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...推薦権をお持ちになる位階の陞叙(しょうじょ)もこの人へお加えになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「陞任(しょうにん)をたいした喜びとは思っておりませんが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...年齢からいってだれも官等の陞進(しょうしん)がおそいほうではないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二月二十一日に柏軒が奥医師に陞(のぼ)つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...陞進をしたがる官吏も同じ事である...
森林太郎 「當流比較言語學」
...「陞官図」から官位双六が出来たものと想像されている...
山本笑月 「明治世相百話」
...張作霖と呉俊陞の一行は朝早く目覚めて車中で紙牌を弄してゐたのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...附近一町の所にある大帥府や少し離れた呉俊陞の邸などを指示せられた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...督軍呉俊陞夫人李氏其他と会して...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...わしが陞任(しょうにん)したら...
吉川英治 「新・水滸伝」
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