...」呉俊陞氏は瘠(や)せた小狗(こいぬ)を労(いた)はるやうに赤塚氏の肩へ手をかけた...
薄田泣菫 「茶話」
...何故呉俊陞が乳牛(ちゝうし)と一緒に...
薄田泣菫 「茶話」
...四十六歳で大通詞に陞つた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...努力にも拘らず生涯稽古通詞から陞れなかつたが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...陞進するにも行列...
豊島与志雄 「楊先生」
...今は定めて余程高い地位に陞(のぼ)つてゐることだらう...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...宮に付与されてある権利で推薦あそばされた人々の位階の陞叙(しょうじょ)もそのままに捨て置かれて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三位(さんみ)に玉鬘を陞叙(しょうじょ)されたことである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...推薦権をお持ちになる位階の陞叙(しょうじょ)もこの人へお加えになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「陞任(しょうにん)をたいした喜びとは思っておりませんが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...年齢からいってだれも官等の陞進(しょうしん)がおそいほうではないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...翌十年二月六日には奥詰医師に陞(のぼ)せられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十二月陞法眼...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...権大属(ごんだいさかん)に陞(のぼ)って聴訟係(ていしょうがかり)をしていたが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その九十八矢島優(ゆたか)はこの年八月二十七日に少属(しょうさかん)に陞(のぼ)ったが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...一人は此の黒竜江省の督弁呉俊陞氏の第二夫人李氏...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...張作霖と共に黒竜江省督軍の呉俊陞も殪れ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...先ごろ尊氏へなされた過分な陞進(しょうしん)や恩遇(おんぐう)もですか」「尊氏のもつ底力は...
吉川英治 「私本太平記」
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