...お客の間(なか)に赤塚氏と呉俊陞(ごしゆんしよう)氏の顔が見えてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...呉俊陞氏はいつだつたか蒙匪(もうひ)襲撃の途中で肩を傷(いた)めて...
薄田泣菫 「茶話」
...呉俊陞氏は不思議さうに赤塚氏の顔を見た...
薄田泣菫 「茶話」
...まだ彼を高僧の地位に陞らせる助けにはならなかつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...将軍家正二位に陞叙せられた事の知らせがございまして...
太宰治 「右大臣実朝」
...官位の御陞進に御熱中で...
太宰治 「右大臣実朝」
...努力にも拘らず生涯稽古通詞から陞れなかつたが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...彼は通詞としては生涯「小通詞過人」から陞ることがなかつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...陞進するにも行列...
豊島与志雄 「楊先生」
...廿八年陞叙勳五等...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...呉俊陞が五万の兵を黒竜江省から率いて出て守備している...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...「陞任(しょうにん)をたいした喜びとは思っておりませんが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...年齢からいってだれも官等の陞進(しょうしん)がおそいほうではないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...翌十年二月六日には奥詰医師に陞(のぼ)せられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二月二十一日に柏軒が奥医師に陞(のぼ)つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...陞進をしたがる官吏も同じ事である...
森林太郎 「當流比較言語學」
...一人は此の黒竜江省の督弁呉俊陞氏の第二夫人李氏...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...督軍呉俊陞氏に愛重されてゐる明敏な壮年中将である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??