...先祖から陝(せん)にいたのですが...
田中貢太郎 「嬌娜」
...そして私は箕作阮甫の「陝西紀行長崎日記」のうちにはしなくも吉雄圭齋が電氣分解の實驗をしてみせる個所を發見してびつくりした...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...弁辰涜盧國は吉田氏之を今の陝川郡に當てたるはよし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...それではわざわざ陝西省などという交通不便な奥地まで出かける理由は...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...山東省(さんとうしよう)や陝西省(せんせいしよう)その他(た)からも石器(せつき)が出(で)て來(き)ます...
濱田青陵 「博物館」
...李鴻章の如きは、露国の仮装的強硬の態度に辟易し、むしろ新疆を放棄して後難を除くの得策たるにしかざるの意見を有せしも左宗棠の烱眼(けいがん)なる、夙に露国の野心を測り知るべからざるを看破し、断然李鴻章等の意見に反対し、『新疆一たび露国の手に帰せんか、甘粛、陝西、山西等の辺防ますます緊要を告げ、直隷また枕を高うするを得べからず...
日野強 「新疆所感」
...かつ鉄道を陝西以西に連絡せしめたる暁にあらざれば...
日野強 「新疆所感」
...やがて長安(陝西(せんせい)省・西安)の都へその報は旋風のように聞えてきた...
吉川英治 「三国志」
...陝西(せんせい)の地方民をも糾合(きゅうごう)しして...
吉川英治 「三国志」
...陝西(せんせい)地方から張済(ちょうさい)と称する者が...
吉川英治 「三国志」
...「西涼州(せいりょうしゅう)(甘粛省(かんしゅくしょう)・陝西(せんせい)奥地一帯)の太守馬騰(ばとう)をお召しになり...
吉川英治 「三国志」
...潼関(どうかん)(陝西省(せんせいしょう))へ攻めかかる...
吉川英治 「三国志」
...長安(陝西省・西安(せいあん))の守将鍾(しょうよう)は...
吉川英治 「三国志」
...陝西省(せんせいしょう)へ出るには有名な剣閣の嶮路を越えねばならず...
吉川英治 「三国志」
...後おもむろに荊州を取るのが一番の良策でしょう」上(じょう)・中(ちゅう)・下(げ)一葭萌関(かぼうかん)は四川(しせん)と陝西(せんせい)の境にあって...
吉川英治 「三国志」
...ここは都に遠い斜谷(陝西省漢中と西安との中間)の地...
吉川英治 「三国志」
...陽(べんよう)(陝西省・漢中の西方)に式殿と九重の壇をきずいて...
吉川英治 「三国志」
...剣閣(けんかく)(陝西(せんせい)・甘粛(かんしゅく)の省界)の道なき山に道を作れと命じ...
吉川英治 「三国志」
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