...限りない人生の枯野の中で...
芥川龍之介 「枯野抄」
...我国の通常の部屋を思出して見る――数限りない種々雑多の物品が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...彼はコルネイユ師の限りない我慢を利用し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかもその部屋の広さが限りない上に...
豊島与志雄 「夢の卵」
...数限りない星が集まって河原の砂となり...
豊島与志雄 「夢の卵」
...限りない楽しみのようだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...繻子とビロードとをまとった限りない幸福を夢みていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その時見た数限りない花の幻の美しかったことをよく話した...
原民喜 「美しき死の岸に」
...限りない憤懣の念を感じた...
久生十蘭 「魔都」
...限りない欝憂から逃れたいとあせつて居たときでも俺はある大切なもの...
平出修 「瘢痕」
...限りない青空に消えたり...
牧野信一 「舞踏会余話」
...心は二重の意味で限りない怒りに叫んでいるように苛苛しくなった...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...わが宮廷においては限りない寵遇をうけたし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(a)我々はあの限りない自然の偉力を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...数限りないギリシア文字を一つのところにぶちまけておけば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの凡庸と蔑まれる民衆への限りない肯定を語ってくれます...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...それは限りない繰返しである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...これ以下の不道徳な範囲になって来るともう数限りないので...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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