...考えらるる限りのあらゆる適法名目のもとに徴収すべし...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...人の能力に限りのあることを思えば...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...歴史的事実は又その限り個性的な規定を受けていなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...思想的・哲学的な思索が実験的な自然科学に直接には役に立たない限り...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そういう根拠からではなくて風刺文学なるものが一つの文学様式である限り...
戸坂潤 「思想としての文学」
...(四)国家の要求に反せぬ限り個人の創業と「企業欲」を満足させてそれで勤労心を振興させること...
戸坂潤 「社会時評」
...限りない空虚だった...
豊島与志雄 「二つの途」
...こういう晩には早寝に限ります」「それもそうですね」お雪は...
中里介山 「大菩薩峠」
...――それからあの晩限り金藏が行方知れずになつたと聽いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...命の限りはわかり不申候へども...
長谷川時雨 「西川小りん」
...學問は最小限の思惟消費をもつて能ふ限り完全に事實を記述することを目的とする...
三木清 「認識論」
...限りなく美しいものである...
室生犀星 「庭をつくる人」
...工藝に与えられる限りなき摂理を感じる...
柳宗悦 「工藝の道」
...数限りなく私達を待っているのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...あの凡庸と蔑まれる民衆への限りない肯定を語ってくれます...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...反抗しようとさえ思えば限りもなく出来る部分の多いときに拘らず...
横光利一 「旅愁」
...また御政治の方針からいっても、大藩の封地(ほうち)は、できる限り、削(けず)り取るか、取潰(とりつぶ)すか、せねばならぬ...
吉川英治 「柳生月影抄」
...あとで聞くとそれまで女中は声限り自分たちを呼んでいたのだそうであるが...
和辻哲郎 「地異印象記」
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