...困憊(こんぱい)を重ねたおれ自身を名残りなく浸(ひた)す事が出来たら――おれは思はず足を止めた...
芥川龍之介 「東洋の秋」
...現在の社会制度を無視して残りなく根こそぎにする事が出来るであらうかと云ふ事になれば...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...残りなく詠(なが)めゐしが...
巌谷小波 「こがね丸」
...焼跡(やけあと)を残りなく二メートルばかり掘ってみたが...
海野十三 「金属人間」
...残りなくすべてのことを金谷先生にうちあけた...
海野十三 「少年探偵長」
...各動物の生存競争の全部を残りなく観察して...
丘浅次郎 「人類の生存競争」
...残りなく羽搏(ばた)いた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...数寄屋橋を固めて駕(かご)の者まで残りなく――」「山内と申す奴は」「品川の旅宿にて...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...中川の阿闍梨実範(じちはん)が深く法然の法器に感じて許可灌頂(かんちょう)を授け一宗の大事を残りなく伝えられた...
中里介山 「法然行伝」
...頭(かしら)の毛は春夏秋冬の風に一度に吹かれた様に残りなく逆立っている...
夏目漱石 「幻影の盾」
...名残りなく陽(ひ)にも焼け...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ほとんど残りなく渉猟した...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...クロチルドの身体は残りなく猛獣に啖いつくされ...
久生十蘭 「海難記」
...寂寥を慰めていた自己心までも残りなく崩壊しつくし...
久生十蘭 「湖畔」
...兇行当夜の犯人の行動をここで残りなく申して見ましょう...
久生十蘭 「魔都」
...「これで残りなく片づいたよ」「いいえ」とかよが良人を見あげながら云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...仔細(しさい)残りなく話してくれい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...残りなく洗われてしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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