...彼女は最終的に彼に降服した...
...敵軍が降服する可能性があります...
...父親は私たちに降服しないでくださいと忠告しました...
...降服することは弱さではありません...
...彼は彼の故郷が降服したと聞くたびに悲しんだ...
...ついに崇敬することとなりこちらから降服したという姿です...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...降服しろと信号を送っているぞ...
海野十三 「人造人間の秘密」
...その威力で賊を降服させようということになり...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...あとはことごとく南洋もシャムも朝鮮も到るところ蒙古の勢力には降服したのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...降服したいといってきたので...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...それではなんのためにこうした惨憺(さんたん)たる日々をたえ忍んでいるのか?単于(ぜんう)に降服を申出れば重く用いられることは請合(うけあ)いだが...
中島敦 「李陵」
...匈奴(きょうど)への降服という己(おのれ)の行為をよしとしているわけではないが...
中島敦 「李陵」
...私の一家は事實の上に町人の家に降服したのであります...
長塚節 「教師」
...無条件降服という世界の歴史にもまれな完敗を喫した国で...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...御身等二人の格闘、あの女の降服、呻吟が己の耳に入つた...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...「降服をすすめるのか...
吉川英治 「三国志」
...降服して出る気にはなれん」と...
吉川英治 「三国志」
...城外四門へ監視隊を備え、また、城の内外を、たえず督軍で見廻らせて、逃散の兵は、即座に、首を刎ねてしまえば、すぐやんでしまうだろう」「そうも考えましたが、降服した私が、自分の兵とはいえ、貴軍へ無断で、配備をうごかしては……とその辺をはばかっておるものですから」「つまらん遠慮をするね...
吉川英治 「三国志」
...良い計策があるといわるるか」「そうです」「それは」「降服するのです」「降服」「そのお膝をかがめて...
吉川英治 「三国志」
...降服を欲するのだ...
和辻哲郎 「鎖国」
...それでもアステーク族は降服しようとしなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
...彼は部下のキリシタン武士一同を集めて次のように降服の理由を述べた...
和辻哲郎 「鎖国」
...斉信は降服して、どうしても絶交はできぬと嗟嘆しつつ、一座のものとともに夜ふくるまで上の句をつけ煩(わずら)った...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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