...降将李陵は一つの穹盧(きゅうろ)と数十人の侍者(じしゃ)とを与えられ賓客(ひんきゃく)の礼をもって遇(ぐう)せられた...
中島敦 「李陵」
...同じ漢の降将に李緒(りしょ)という者がある...
中島敦 「李陵」
...信長は二人の降将にむくゆるに...
吉川英治 「黒田如水」
...また敵の降将を見るなど...
吉川英治 「黒田如水」
...おかしな縁だの――いやたとえ降将(こうしょう)であろうと織田殿に随身の上は官兵衛も一つ麾下(きか)の人...
吉川英治 「黒田如水」
...降将(こうしょう)広武君(こうぶくん)に謀計をたずねておる」「では...
吉川英治 「三国志」
...降将(こうしょう)張を...
吉川英治 「三国志」
...降将の待遇としては関の山でしょう...
吉川英治 「三国志」
...この従順な降将へ...
吉川英治 「三国志」
...この降将に上賓の礼をあたえて...
吉川英治 「三国志」
...一夕、蜀の将軍連と歓談している宴席において、突然、魏の降将、郭循(かくじゅん)という者に刺し殺されたのであった...
吉川英治 「三国志」
...阿弥陀ヶ峰の囲(かこ)いに入れておいた降将たちの処分だった...
吉川英治 「私本太平記」
...その降将のうちでも...
吉川英治 「私本太平記」
...余りに無節操な降将やら時の人心をいたく衝撃したようだった...
吉川英治 「私本太平記」
...降将鹿之介に対して...
吉川英治 「新書太閤記」
...降将となって陣門へ伏しても...
吉川英治 「新書太閤記」
...小過(しょうか)は咎(とが)めぬ」信長は、罪を問わないのみか、降将清秀に、黄金三十枚を...
吉川英治 「新書太閤記」
...その信長に征せられた蒲生賢秀(がもうかたひで)という降将の子...
吉川英治 「新書太閤記」
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