例文・使い方一覧でみる「降り」の意味

...降りながらためらうように振り返ったが... 降りながらためらうように振り返ったがの読み方
梅崎春生「日の果て」

...薄明の谷川へ降りていった... 薄明の谷川へ降りていったの読み方
太宰治「姥捨」

...ぽつりぽつり雨が降り出し... ぽつりぽつり雨が降り出しの読み方
太宰治「走れメロス」

...常盤屋（二五・上）降りだしたので合羽をきてあるく... 常盤屋降りだしたので合羽をきてあるくの読み方
種田山頭火「行乞記」

...萩がちつたり虫がないたり峠くだればゆふべの牛が鳴いてゐる・夕立晴れるより山蟹のきてあそぶかな長屋あかるく灯して疳高いレコードの唄アンテナがあつて糸瓜がぶらさがつて鉄道工事長屋で九月十五日降りさうなが... 萩がちつたり虫がないたり峠くだればゆふべの牛が鳴いてゐる・夕立晴れるより山蟹のきてあそぶかな長屋あかるく灯して疳高いレコードの唄アンテナがあつて糸瓜がぶらさがつて鉄道工事長屋で九月十五日降りさうながの読み方
種田山頭火「行乞記」

...シャツ一つになって窖（あなぐら）へ降りていったが... シャツ一つになって窖へ降りていったがの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...階下（した）へ降りて行き... 階下へ降りて行きの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...降り注ぐものは新鮮な竹の葉に雪のごとく結晶し... 降り注ぐものは新鮮な竹の葉に雪のごとく結晶しの読み方
萩原朔太郎「月に吠える」

...電車の乗り降りに見られるやうな... 電車の乗り降りに見られるやうなの読み方
原民喜「書簡」

...その内から降り立って来た者は誰あろう... その内から降り立って来た者は誰あろうの読み方
久生十蘭「魔都」

...その男の降りた所で私も降りたものです... その男の降りた所で私も降りたものですの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...次第に強い降りになってきそうであった... 次第に強い降りになってきそうであったの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...簾が降りていたりして... 簾が降りていたりしての読み方
森鴎外「雁」

...この世で用に立つ道具の中へ降りて来い... この世で用に立つ道具の中へ降りて来いの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...それからその屋根に近い大きな松の樹の枝に飛び付いて板塀の外へ降りました...
夢野久作「少女地獄」

...敵の陣へ降りそそいだ... 敵の陣へ降りそそいだの読み方
吉川英治「三国志」

...山を降りて行った... 山を降りて行ったの読み方
吉川英治「三国志」