例文・使い方一覧でみる「降り」の意味
スポンサーリンク...戸外ではさらさらと音を立てて霰（あられ）まじりの雪が降りつづけている... 
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...谷底の浴場の方へ降りて行った...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...一人ずつ莚の上へ飛び降りて...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...三日に又しても降り始めて四日も終日降り暮していたのであるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...当分降りさうにもない...
種田山頭火 「其中日記」
...これを戻すんです」そこへお宮は二階から金唐紙（きんからかみ）の小さい函（はこ）を持って降りて来た...
近松秋江 「うつり香」
...ざあざあと音をたててからだじゅうに降りかかつて来ました...
林芙美子 「ふしぎな岩」
...霧の中で雪が降りだし...
久生十蘭 「海豹島」
...給仕は階段を降りながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...私は馬車から降りて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...降りてきて、言ってやれ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...かの「五月雨（さみだれ）に年中の雨降り尽くし」と吟（よ）んだ通り...
南方熊楠 「十二支考」
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三好達治 「測量船拾遺」
...明くる日もずっと降りやまなかった...
山本周五郎 「落ち梅記」
...花嫁さんは山の麓へ降りていって...
横光利一 「旅愁」
...ひとつずつてめえの面（つら）にアザが殖（ふ）えるぞ」ばらばらと冷たいものが降りかかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...それが静かに四辺（あたり）を濡らして降り出して来た雨を見ると...
若山牧水 「なまけ者と雨」
...三四丁も登ると崖は尽きて山間の枯芒のなかをとろとろ降りに降ることとなった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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