...旅行者に附随して行く...
...職務に附随する業務...
...声に附随して音が鳴る...
...事件に附随する人物を捜査する...
...独立戦争はその後数年に附随する一連の戦いからなる...
...公使始めこれに附随(ふずい)する一類(いちるい)の輩(はい)にも種々の人物(じんぶつ)ありて...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...軍部及びそれに附随した官僚が...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...唯(ただ)その処まで尋ね到る間の道筋や周囲の光景及びそれに附随する感情等によって他日話の種となすに足るべき興味が繋(つな)がれるのである...
永井荷風 「日和下駄」
...(自己に安心と自信がしっかり附随(ふずい)しているならば...
夏目漱石 「私の個人主義」
...それに附随している義務というものを心得なければならないという事...
夏目漱石 「私の個人主義」
...『古今』の伝習にやかましい儀式の附随しておったことは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...附随的な言葉をいうだけにとどめた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...踵(きびす)を返して彼女の後に附随(つきしたが)った...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...あるいは本心に附随したもののように思いこんでいる点ではなかろうか...
宮本百合子 「新しい船出」
...と云って何となし笑うような気分が附随し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...時に依って赤字や借金は附随するものだ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...猶いろいろの迷信的な行事(ぎやうじ)が附随してゐるらしい...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...――兄はただ今より即ち皇叔に附随して新野(しんや)の城へゆくであろう...
吉川英治 「三国志」
...その一族に附随する者どもとかの専横...
吉川英治 「三国志」
...それに附随(ふずい)する...
吉川英治 「新書太閤記」
...当然な附随条件である...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...それに附随して認識を誤っているんだ」「提婆...
吉川英治 「親鸞」
...歴史小説にはじつにいろんな条件が附随する...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??