...胸の中心を射たるを甲とし以下四つの階級を附す...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...一方には羅馬(ろま)教会の擅行(せんこう)を批難しながら他方には他の新教徒に附するに Dissenters(分離者)とか Nonconformists(不合者)とかの聞き悪(にく)き名称を以てするにあらずや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...怪賊烏啼天駆の行方を厳探(げんたん)に附す一方...
海野十三 「心臓盗難」
...富豪(かねもち)は善光寺へ仁王さんを寄附する事にした...
薄田泣菫 「茶話」
...大使は米国政府から旅券を交附するといふ報知(しらせ)を受取ると...
薄田泣菫 「茶話」
...それに「俳句への道」という題を附することにした...
高浜虚子 「俳句への道」
...バルセロナの図書館に悉く寄附する事を申し出た...
辰野隆 「愛書癖」
...津田君が今日その作品に附する態度はやはりこれと同じようなものであるらしい...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...彼はかなりの人数の護衛者を身辺に附する約束をしたと信ずべき理由が我々の方にはあったのだから...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...「已(すで)に死生を把(と)りて余事に附す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...小説問はずがたり草稿を交附す...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...草稿を新生社使の人に交附す...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...これに大の字を附するは能くこれをして大ならしめざるのみならず...
正岡子規 「俳諧大要」
...各々関係の場所に訳註を附することとする...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一日五シリングを寄附するとすれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...個人に対して多すぎる分は村へ寄附すればよいと解決されたのであった...
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」
...その沒字に附するに埋沒の義を以てせむとするについても...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
便利!手書き漢字入力検索