...諸説のいずれが正しいかはしばらく疑問に附するほかはない...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...僕は勿論山田孝雄氏の驥尾に附する蒼蠅なり...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...二は尋常の楯にて是れも中央の墨點を射たるを甲として四つの等級を附す...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...その研究を等閑に附する能わざるが如く...
高木敏雄 「比較神話学」
...瞬時も之を等閑に附するを得ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...何か寄附する会があって...
高村光太郎 「回想録」
...バルセロナの図書館に悉く寄附する事を申し出た...
辰野隆 「愛書癖」
...難民のため五千銀ルーブリを寄附することにきめた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...その解釈を附する段になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...容易に之に附するに敗徳の名を以てす...
福沢諭吉 「女大学評論」
...名は五百万円を下附すというも...
福沢諭吉 「学問の独立」
...甲の字と乙の字と取り違へたる場合は致し方なけれど或る字の画を誤りたる場合はこれを印刷に附する時は自(おのずか)ら正しき活字に直る故印刷物には誤字少き訳なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
......
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...各々関係の場所に訳註を附することとする...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それを馬の尻につき立てて気附するものでしょう...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...碑図末に附す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その沒字に附するに埋沒の義を以てせむとするについても...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...それに多くの重要さを附するのも同等に正しくないであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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