...これでも一種の姿態(しな)を作つて見せる積りだつたかと氣が附くと...
石川啄木 「菊池君」
...実は……」といささか取附くことが出来た……「先刻...
泉鏡花 「婦系図」
...」と今度は主税が火の附くように慌(あわただ)しく急(あせ)って云うのを...
泉鏡花 「婦系図」
...医者は何といっても大丈夫取返しは附くよ」と元気づけつつ顔を見ながら...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...取附く島もないやうにして上さんは立つてゐたが...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...どうしてこの子供はかういふことばかりに気が附くのであらうと...
外村繁 「打出の小槌」
...背の低い焔が立つて油煙がそつと 頭蓋の天井に附く...
富永太郎 「大脳は厨房である」
...蟻(あり)の甘きに附くが如く...
中里介山 「大菩薩峠」
...此方も喘(あへ)ぎ/\走つて其の尻に附く...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...不図炊事係りの私の妻が気附くと...
牧野信一 「川を遡りて」
...何か用あり気に席を離れて階下へ降りて行つたのに彼は気附くと...
牧野信一 「父を売る子」
...むしろ主知主義が倫理上の幸福説と結び附くのがつねであることを思想の歴史は示してゐる...
三木清 「人生論ノート」
...取り附く島が無い...
三好十郎 「地熱」
...手の平にべたりと食っ附く...
森鴎外 「あそび」
...政記校訂の事を以て関五郎と藤陰とを結び附くる糸とするは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...かれは湯帷子(ゆかた)にさえ領垢(えりあか)の附くのを厭(いと)って...
森鴎外 「雁」
...伝統とは何かと気附く事...
横光利一 「我等と日本」
...中に「王」と云ふ姓の多いのが目に附く...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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