...摂津の今津(いまづ)へも十年ばかり住むでゐて弟子取(でしとり)をしてゐたので...
薄田泣菫 「茶話」
...それは摂津(せっつ)の磯歯津(しはつ)山を詠んだともいう...
高浜虚子 「別府温泉」
...後に摂津大掾(せっつのたいじょう)になった越路太夫(こしじだゆう)の...
永井荷風 「十九の秋」
...あの時の木村摂津守の役目となり...
中里介山 「大菩薩峠」
...摂津大掾(せっつだいじょう)が来た...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...大阪初登り越路太夫(こしじだゆう)(後の摂津大掾(せっつのだいじょう))とならべて綾之助の似顔を摺(す)りだした...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...摂津国屋(つのくにや)藤次郎である...
森鴎外 「細木香以」
...「願行寺にある摂津国屋の墓を知っているでしょうね」と...
森鴎外 「細木香以」
...書物によると摂津豊能郡の能勢の妙見様の付近の...
柳田国男 「故郷七十年」
...摂津(せっつ)の多田地方ではカミソリグサ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...摂津の伊丹(いたみ)に...
吉川英治 「黒田如水」
...毛利の兵糧船は摂津の花隈(はなくま)あたりから兵糧を上げて...
吉川英治 「黒田如水」
...忍(おし)の不死身(ふじみ)摂津...
吉川英治 「私本太平記」
...山崎天神馬場から摂津(せっつ)街道...
吉川英治 「新書太閤記」
...摂津二郡播磨(はりま)ノ国守(くにもり)平朝臣左近衛少将(たいらのあそんさこんえのしょうしょう)――は...
吉川英治 「新書太閤記」
...おれは聞きたいね――大坂城は摂津(せっつ)の海から見ても燦爛(さんらん)と光っているじゃないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...信長の上京後は摂津大和の平定に功を立て...
和辻哲郎 「鎖国」
...摂津の統治をやらせた...
和辻哲郎 「鎖国」
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