...陀羅尼を唱えると心が落ち着きます...
...ヨガの修行で陀羅尼を学んだ...
...陀羅尼には様々な意味が込められています...
...陀羅尼は仏教において重要な位置を占める...
...陀羅尼を唱えることで、人間関係がスムーズになったと感じる人もいる...
...坊主はやっぱり陀羅尼三昧(だらにざんまい)でございます...
芥川龍之介 「運」
...何やら怪しげな陀羅尼(だらに)のようなものを...
芥川龍之介 「邪宗門」
...真言または陀羅尼(だらに)などという語(ことば)と...
高神覚昇 「般若心経講義」
...ただし、陀羅尼助の助が、どんな意味であるか、私にはわかりませんが、おそらくこの薬をのめば助かる、という意味でつけたものだろうと思います...
高神覚昇 「般若心経講義」
...さてただ今も申し上げた通り、いったい「呪(じゅ)」とか「真言(しんごん)」とか「陀羅尼(だらに)」などというものは、いわゆる「一字に千理を含む」で、たった一字の中にさえ、実に無量無辺の深い意味が含まれているのですから、古来より梵語を強(し)いて翻訳せずして、陀羅尼は、陀羅尼のままに、真言は、真言のままに、呪は、呪のままによみ伝えてきたのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...雨宝陀羅尼経(うほうだらにきょう)という経文(きょうもん)とお札(ふだ)をくれた...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...陀羅尼(だらに)の一遍も回向(えこう)しないのは邪慳と云うものだ...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...支那の畢昇が粘土で活字を作つたのは、グウテンベルグに先だつこと五百年だが、日本の陀羅尼經、天平八年法隆寺の印刷物はまたそれに先だつ二百八十年といつたやうなこと、その陀羅尼經の原版が木であつたか銅であつたかといふ詮議を、著者と共にボンヤリ畫を眺めてゐたりすると、なかなか印刷の歴史も茫洋としてゐて、いつになつたら日本の木版から活字にうつる過渡期の傳統が理解できるのかわからなかつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それと反對にわが日本では「陀羅尼經」の天平時代から徳川の末期まで千年の間...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...大阪の小川爲次郎と云ふ人の持つて居る金剛場陀羅尼と云ふ寫經があります...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...金無垢の観世音と両宝陀羅尼経とを貰う...
正岡容 「我が圓朝研究」
...『不動使者陀羅尼秘密法』に...
南方熊楠 「十二支考」
...経は陀羅尼(だらに)である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...恐ろしい目つきをして荒々しく陀羅尼(だらに)を読んでいるのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...九仏教に陀羅尼(だらに)と呼ぶものがあります...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...略されて陀羅尼風な絵に化したものとを比べますと...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...それ故これも一種の陀羅尼風ないいようで...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...陀羅尼院(だらにいん)に滞在中の徴税使や...
吉川英治 「私本太平記」
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