...それ等は自己に迎合(げいごう)阿附(あふ)する者のみを愛し...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...然しそれは歴代の為政者の中央政府に阿附(あふ)するような施設によって全く踏みにじられてしまった...
有島武郎 「北海道に就いての印象」
...人或は閔泳駿等が支那の勢力に阿附したるを責めて...
竹越三叉 「深憂大患」
...肯(うなず)いて阿附(あふ)せざる有(あ)れば...
田中貢太郎 「続黄梁」
...自己阿附が感傷的になるからだ...
種田山頭火 「其中日記」
...故を以て阿附(あふ)朋比(ほうひ)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...のみならず其當時の勢力あるものに幾らか阿附する傾きがあつて...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...後ろにいる奴が薄っぺらで、高慢で、雷同で、阿附(あふ)で、そうして、人と、物とを、食い物にすることのほかには何も考えない...
中里介山 「大菩薩峠」
...唯(た)だ彼等互(たがひ)に阿附(あふ)し...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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