...彼は阿闍梨の教えに従って生きている...
...私は阿闍梨から多くのことを学びました...
...このお寺の阿闍梨は有名です...
...阿闍梨としての知識と教養が必要です...
...阿闍梨の修行はとても厳しいです...
...阿闍梨は、思わず読経(どきょう)の声を断った...
芥川龍之介 「道祖問答」
...」阿闍梨は、手頸(てくび)にかけた水晶の念珠をまさぐりながら、鋭く翁の顔を一眄(いちべん)した...
芥川龍之介 「道祖問答」
...」こう云って阿闍梨は容(かたち)をあらためると...
芥川龍之介 「道祖問答」
...また他方においては商羯羅阿闍梨(しゃんからあじゃり)の組み立てた無明(むみょう)観(二六)に似たところがあるように思われる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...*秋篠寺に香水堂あり常曉阿闍梨閼伽井の舊蹟なり*竹の葉山の下路は深草少將が通ひ路の舊蹟と傳へらる望郷の歌わが故郷(ふるさと)は...
薄田淳介 「白羊宮」
...元慶八年勅して元慶寺伝法阿闍梨と為す」これほどの大善智識でありながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...契沖阿闍梨の研究によって...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...契沖阿闍梨や奥村栄実の研究によって右のようなことが判って来たのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...毛皮なども借りられてしまいまして寒いのですよ」と説明する阿闍梨というのは鼻の非常に赤い兄の僧のことである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その日に阿闍梨が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あなたがたの将来のためにもなりません」阿闍梨は許そうとしなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あなたからそのことを阿闍梨に頼んでください」こう言ってみた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...薫は阿闍梨(あじゃり)を寺から呼んで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あちらの寝殿を御堂に直すことを阿闍梨(あじゃり)に命じて来ました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...僧都は親しくてよい弟子(でし)としている阿闍梨(あじゃり)を付き添わせてやったのであって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...鼠(ねずみ)に月を吐(は)き出(い)だす雲夕菊(せきぎく)秋山(あきやま)に荒山伏(あらやまぶし)のいのる声 翁樵(こ)る人も無くこけし神の木友五(ゆうご)是(これ)などは鼠は頼豪阿闍梨(らいごうあじゃり)などの聯想(れんそう)もあって...
柳田国男 「木綿以前の事」
...切なる願いを申し入れて来たわけでござりました」「亮信阿闍梨(りょうしんあじゃり)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...ご用を承らなければいけないじゃないか」「阿闍梨さまのお部屋へ今...
吉川英治 「源頼朝」
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