...併しどうしてそれを防ぎやうもない...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...防ぎようのない伝染病(でんせんびょう)の細菌(さいきん)や...
海野十三 「超人間X号」
...且つまさに来らんとするその土崩瓦解を十分に防ぎ得ると信ずる...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...今日まで之に依つて世道人心の堕落を防ぎ得なかつたことは...
丘浅次郎 「人類の将来」
...さすが猛將の抛げし鋭き其槍の力を防ぎ留めたり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...氏は法政を出たあまり柄の良くない老先輩の学内行政進出を防ぎ得たからである...
戸坂潤 「社会時評」
...夫人は八方に絶えず神経を使わねば防ぎきれない...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...由紀子はよく防ぎ闘って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...大概の武術では全く防ぎやうがありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手輕に防ぎもつきますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...睡人を左へ右へ転ぜしめてその体の腐るを防ぎ...
南方熊楠 「十二支考」
...慶太郎の視線を防ぎ止めたい衝動から...
矢田津世子 「女心拾遺」
...「かりに君がその策を立てるとしたら、この際、いかなる方策をとるか」「私はそんな大政治家ではありませんが、四路の防ぎは、やさしいと思います...
吉川英治 「三国志」
...一心一体よくこれを防ぎ得たものというほかない...
吉川英治 「三国志」
...いまや積雪千丈の自然の防ぎをなしておるこそ一倍の強味よ...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康の早い防ぎ手に...
吉川英治 「新書太閤記」
...こんな山寨(さんさい)では防ぎきれまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こう防ぎ疲れてしまっては……」「どこか...
吉川英治 「平の将門」
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