...必ず外に向うては武備を固めて敵の侮を防ぎ...
丘浅次郎 「人類の将来」
...それを防ぎつかわさんために来た者で...
田中貢太郎 「魔王物語」
... 745待ち受け長き槍のして防ぎてやまず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...まるで身を護り襲撃を防ぎとめようとするかのように兩手を前方へぐいと伸ばしながら...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...見下ろすと、小太郎が、防ぎつつ、逆襲しつつ、走りつつ――もう、刀の法も、業も、何もなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...大部分は未然に防ぎ得るものです」医学博士の酒井洪造は...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...何んの防ぎも無い...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...大概の武術では全く防ぎようがありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんなに警戒したって局長の生命を防ぎとめることはできんと思いますから...
平林初之輔 「鉄の規律」
...傍(かたわら)より番をして防ぎ護り...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...予かつて高等哺乳動物の心室と心耳の動作を精測したき事あって一疋の猴の躯を嚢(ふくろ)に入れてひっ掻かるるを防ぎ...
南方熊楠 「十二支考」
...防ぎ難き勢もて進めり...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...密会を防ぎきることはできませんでした」老人はそこで...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...頭の上で唸る礫(つぶて)を防ぎながら...
横光利一 「上海」
...首端(しゅたん)の防ぎに苦しませるものであります」「それを掎角の計というか」「そうです...
吉川英治 「三国志」
...それを防ぎ防ぎ自身...
吉川英治 「三国志」
...どうよく防ぎ戦いましても...
吉川英治 「私本太平記」
...防ぎ戦っているに相違ございません...
吉川英治 「私本太平記」
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