...よくかためよく防ぎ戦った...
安藤盛 「三両清兵衛と名馬朝月」
...たとへ充分に自然の復讐を防ぎ得ずとも...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...やはり防ぎきれるものではない...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...「兎に角一寸病勢を防ぎ止めたのですから...
豊島与志雄 「生あらば」
...打ち下す力の凄いために隙だらけの胴に切り込むことが出來ないので竹刀の方は防ぎ一方に逃げまはつて居る...
長塚節 「撃劍興行」
...そういう騒ぎになったらもう防ぎ切れん...
久生十蘭 「魔都」
...ご免なさいか」岩井は手で顔を防ぎながら...
久生十蘭 「魔都」
...邪気を避け病毒を防ぎ...
南方熊楠 「十二支考」
...城を防ぎ守るに当っていろいろな機械でうち出されることもあった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...慶太郎の視線を防ぎ止めたい衝動から...
矢田津世子 「女心拾遺」
...防ぎ守らんとする特殊の利害...
柳田国男 「雪国の春」
...八日大山崎と申所へ浪人二人上陸一人無刀にて船頭の裝をなし人家有之處へ出かく金鼓のあひづにて村々百姓共駈集り捕へ申候一人山上に居候由山を卷候處此浪人年十九計支度も相應襷をかけ數人を相手に防ぎ戰ひ中々手利云々終槍にて刺殺申候大將らしき身なりの由に候水海道から鬼怒川すりあひの渡しを西へ越えた二十一人は...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...また、南門の防ぎには、この玄徳が当る」取りあえず部署をさだめた...
吉川英治 「三国志」
...如何とも防ぎはつきますまい」「…………」「禍(か)を転じて...
吉川英治 「三国志」
...防ぎとする岩石や大木も...
吉川英治 「私本太平記」
...赤松円心一族を防ぎにのこす...
吉川英治 「私本太平記」
...乱刃の下に防ぎ戦い...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それが……必死の防ぎで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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