...天地開闢(かいびゃく)の昔から...
芥川龍之介 「杜子春」
...何でも天地開闢(かいびゃく)の頃(ころ)おい...
芥川龍之介 「桃太郎」
......
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...このことは次章に再説するヘシオド(Hesiod)及びオヴィド(Ovid)の記した宇宙開闢の叙述において特に明瞭に現われているのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ユダヤの宇宙開闢説の中にはまた世界の卵という考えに関するフェニシアの創世伝説の痕跡のあることは『エロヒームの精霊が水の上に巣籠りした(brtete. 通例「浮揺していた」schwebte と訳してある)』という文句からうかがわれる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...)以上述べたところから考えてみてもカントの宇宙開闢説の基礎には実際の関係とは一致しないような空想的な仮定がたくさんに入っていることが分るであろう...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...開闢(かいびやく)以来此世界に現れた...
石川啄木 「葬列」
...思い思いの異装に趣向を凝らして開闢以来の大有頂天(だいうちょうてん)を極めた...
内田魯庵 「四十年前」
...この理想を実現することに力を尽すが国家開闢以来三千年の皇恩に報ずるゆえんなりと私は信ずるのである(拍手喝采)...
大隈重信 「早稲田大学の教旨」
...どこにも戦争のないという日は開闢(かいびゃく)以来おそらく一日もなかろう...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...天地開闢神話を説くは...
高木敏雄 「比較神話学」
...日本の開闢は何千年か知りませぬ...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...何だか宇宙開闢(かいびゃく)以前の夢の方が余計に聯想(れんそう)されやすかった...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...チチコフという人間が天地開闢以来...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...今日の世界は開闢(かいびゃく)のときの世界にも異なることなかるべし」と...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...あたしとこでは開闢以來そのやうな事はあらへんのやがなあ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...席上題「新闢小園」の七律各一首...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天地闢(ひら)けて以来...
吉川英治 「三国志」
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