...彼等とともに社会革命のために闘うべく余儀なくされているのだと...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...今後に於ける各民族間の競争は恰も不治の病人が相闘うて居る様なもの故...
丘浅次郎 「人類の将来」
...一方では各自がおのれの欲せざるところをすべて他に施して日夜相闘うているという一事に存するのである...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...小売商がデパートと闘う強味がある...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...明日にも闘うのを辞さないよ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...天使と闘うヤコブに似ていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...(夜に入れば、祭壇で焚く火が見えようが)と、思ったが、夜、闘うのは、不利であった...
直木三十五 「南国太平記」
...それはニューギニヤやアリューシャンで闘うときのつらさとは違った厄介さをもって...
中井正一 「地方文化運動報告」
...前話同様野干の讒言を信用してどちらも反省せず相闘うて双(ふたつ)ながら死んだとある...
南方熊楠 「十二支考」
...また闘うてこれを殪(たお)す...
南方熊楠 「十二支考」
...いろいろと経験を重ねていらっしゃるから病気と闘う方法は会得していらっしゃるにしろ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おかしな事だがかかる内敵と闘う必要さえ生じているのが現状である...
柳宗悦 「四十年の回想」
...伊兵衛は闘うことに心を奪われたあまり...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...若林はあくまでもこの実験を固執して徹底的に吾輩と闘うべく腰を据えているに違いないのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...」「ジャイランダスはあくまで英国と闘うさ...
横光利一 「上海」
...それと闘う準備に寸分隙も赦さぬ注意力で...
横光利一 「旅愁」
...両雄の阿(あうん)ばかりでなくその馬と馬とも相闘う如く...
吉川英治 「三国志」
...彼は怯(ひる)む心と闘う...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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